【電源】Line6 HX Stomp、HX Effectsをパワーサプライで駆動させる方法

 
Line6 HX Stompや、HX Effectsを専用電源アダプターでなく、パワーサプライで駆動させたい!

という方に、メーカーは教えてくれないとっておきの方法をご紹介します。

パワーサプライで供給できないと思っている方も多いと思います。

調べた限りではHX Stompをパワーサプライで動かす方法の詳細な説明は、どこにもなかったので記事にしました。

方法だけを知りたい方は

目次③パワーサプライで動作させるために必要なものからご覧ください。

HXシリーズ専用の電源アダプター

付属の専用アダプターDC-3Gは、

9V センターマイナスで電流量3A(=3,000mA)というスペックです。

さらにプラグ形状も、一般的なDCプラグとは異なります。

上記の理由から、

HX Stompでエフェクターボードの省スペース化を図ろうとしたのに、電源アダプターで大きくなってしまう。

と、お悩みの方も多いと思います。

HX Stompを駆動させるために3Aは不要

エフェクターの電源は極性と、電圧、プラグの形状は必ず守らなければなりません。

ただし、消費電流量はエフェクターにより異なります。

BOSSの純正アダプターの消費電流量は500mAに対し、実際BOSSのコンパクトエフェクターが駆動する電流量は数十mA程度です。

HX Stompの消費電流量は?

こちらメーカーサイトに記載はなく、親会社のヤマハさんへ問い合わせても回答はしてくれませんでした。

しかし、海外のパワーサプライメーカーで実測した方がいらっしゃいました。

CIOKS Power Supplies for Effect Pedalsチャンネルより引用

つまり1A = 1,000 mA あれば駆動は可能なのです。

パワーサプライの供給電流量

しかしここでもう一つ問題があります。

デジタルエフェクターに対応するパワーサプライもだいたいは最大500mAまでの供給に留まります。

じゃあ足りないじゃないか、、、となるところですが、この問題を解決する意外と知られていないアイテムが存在します。

パワーサプライで動作させるために必要なもの

・アイソレートされたパワーサプライ
・VooDoo Lab PPAP
・Truetone 1SPOT CYR REVERS
・Truetone 1SPOT CL6 LINE6

アイソレートされたパワーサプライ

これは各端子アイソレートされており、1口500mAあるものを選んでください。

わたしはstrymon Zuma R300を使っています。

VITAL Audioなどで安価ながらアイソレートを謳うパワーサプライもありますが、

設計からの違いから、ノイズレス、安定感はstrymonが現在市場で一番信頼できるパワーサプライです。

詳しくはこちらの記事もご覧ください。

VooDoo Lab PPAP 2.1mm Current Doubler Adapter Cable

これが今回のキーアイテムです。

パワーサプライの同じ出力の端子2つアウトプットから倍の消費電流を供給します。

500mAを2口使えば、

500mA + 500mA = 1,000mAで必要な消費電流量を達成できます。

注意点はどんなパワーサプライでも使えるものではありません。

メーカーは、同じ電圧と電流量、アイソレートされた2つの出力と指定されています。

Truetone 1SPOT CYR REVERS

上記PPAPに接続するのがこちら

DCプラグの極性を反転させるアイテムです。

パワーサプライの出力はセンターマイナス、HX Stomp もセンターマイナスなのですが、

この後に接続するLine6用のプラグが極性を反転させてしまうため、ここでセンタープラスにしておきます。

Truetone 1SPOT CL6 LINE6

これはLine6製品の電源プラグのサイズに変換するためのです。

こちらはLine6の一世代前の製品、DL4などで有名なStomp Modelerシリーズをパワーサプライで駆動させるために発売されました。

やや大きいサイズのプラグで、極性を反転させます。

HX Stompとパワーサプライの接続方法

200307voodoo

Line6の旧製品はセンタープラスでしたが、HXシリーズはセンターマイナスになっているため、

パワーサプライのアウトがセンターマイナス

PPAPはそのままセンターマイナス

一般的なDCケーブルもそのままセンターマイナス

CYR REVERSでセンタープラスに変換

CL6 LINE6でセンターマイナスに変換

HX Stompにセンターマイナスで入力される

というややこしい接続が必要です。

意味がわからなくても、とにかくこの順番で接続すれば大丈夫です。

ちなみに極性が逆のものをエフェクターに接続すると、駆動しないどころか故障の可能性もあります。

間のCYR REVERSを忘れないようご注意ください。

これで無事パワーサプライでHX Stompを駆動できました。

ちなみにHX Effectsも同様の方法で駆動可能です。

実測値は1,000mAをごく若干超えていますが、

私の方法とstrymonのパワーサプライでは動作音出しは問題ありませんでした。