strymon zuma R300 vs ojai R30の違い比較レビュー【パワーサプライ】

 
●最高品質のパワーサプライを探している
●ノイズレスなパワーサプライを探している
●Ojai R30 とZuma R300の違いが知りたい
●strymonのパワーサプライのメリット、デメリットは?

という方はぜひご一読ください。

TimelineやBlueskyなど数々の空間系エフェクターの名器を開発するstrymon。

このデジタルエフェクターを最高の電源環境で複数台同時に使うために開発されたstrymonのパワーサプライであるOjai(オーハイ)とZuma(ズーマ)。

元楽器屋店員のYosh(@yoshguitarblog)が、Strymonのパワーサプライのメリット・デメリット、各機種比較を解説します。

画像引用 strymon.net

OjaiとZuma R300の メリット

・とにかくノイズレス
・アナログとデジタルエフェクターを同時接続できるデュアル アイソレーション
・多くのデジタルエフェクターにも使える500mA出力
・9V / 12V / 18V切替(無印Ojaiを除く)
・エフェクターに設置しやすいコンパクトなサイズ

メリット①:とにかくノイズレス

strymon社は主にデジタルエフェクターを開発しているだけあって、それらの品質を最大限に生かせるパワーサプライになっています。

昨今の電源アダプターや安価なパワーサプライでよくある、ジーっという高い音やブーっと低い音が鳴り続ける電源ノイズ。strymonならこれらのノイズも聞こえません。

2ステージのネットワーク、プリ安定化出力、オプトカプラー・アイソレート回路、マルチステージ・フィルタリングによって、ローノイズを実現しています。

とにかく通常の電源アダプターを使うより良い音になります。

ちなみに、1つの電源アダプターを枝分かれさせるケーブルもノイズ源になりやすいです。確かにパワーサプライよりずっと安いですが、出音に無責任ですと言っているようなものです。

メリット②:アナログとデジタルエフェクターが同時使用できるデュアル アイソレーション

strymonでは、2段階のデュアルアイソレーションにより、各電源出力端子は完全に分離しています。これにより、AC電源のノイズやグラウンド・ループによるノイズからの影響を排除します。

つまり、1台のパワーサプライでアナログエフェクターとデジタルエフェクターへ電源を供給しても、ノイズが発生しません。

特に空間系エフェクターはデジタルエフェクターが多いです。

エフェクターボードでは、少なくとも歪みエフェクターと空間系エフェクターを同時接続することが多いはず。

しかし、アイソレートされていないパワーサプライでデジタルとアナログエフェクターを同時に使用するとノイズが発生します。つまり現代のパワーサプライは、アイソレートされたものが必須です。

また、安いパワーサプライではアイソレートと表記されていても、ノイズが乗ることもあるので注意が必要です。

メリット③:多くのデジタルエフェクターにも使える500mA出力

500mAの出力が無いパワーサプライもある中、Strymonのパワーサプライは、1つの出力の最大消費電流量はすべて500mAです。

デジタルエフェクターでは消費電流量500mAが必要なものが少なくありません。

例えば、ZOOMのマルチエフェクターやBOSSの空間系の500シリーズ、LINE6のストンプモデラーシリーズ、もちろんStrymonも9V 500mA。

ほとんどのエフェクターを駆動させることができると言って良いでしょう。

ちなみにLine6 HX StompやBOSS GT-1000COREなど、1,000mAが必要なエフェクターもダブラーケーブルを使用すれば駆動可能です。

9V / 12V / 18V切替(無印Ojaiを除く)

Ojai R30とZumaは2つ、Zuma R300は1つの端子で9V / 12V / 18Vの切り替えが可能です。

※電圧で供給消費電流量は異なります。  9V (500mA), 12V (375mA), or 18V (250mA) 。多くのデジタルは9V駆動なので、問題ありません。

いくつかのMXR製品をはじめ、18Vで駆動するようなエフェクターにも対応できます。

さらにFriedman BE-ODなどの一部歪みエフェクターでは9Vから18Vで動作します。電圧でサウンドが若干異なるものを、すぐに切替でき、好みの電圧を比較しやすく、そのまま使えるのも嬉しいポイント。

メリット⑤:エフェクターに設置しやすいコンパクトなサイズ

ボード内はできる限りエフェクターを置きたいという方にも嬉しいコンパクトサイズです。

Ojaiは81mm(幅)×58mm(縦)×33mm(高)という、業界でも最小と言えるほどの大きさです。

Ojai R30とZuma R300は非常に薄いので、スノコ型ペダルボードの裏側にも仕込みやすいです。

OjaiとZuma R300の デメリット

・Ojaiの本体は小さいが電源アダプターがデカい
・出力口数が5つしかない
・パワーサプライの中では高価な部類

デメリット①:Ojaiの本体は小さいが電源アダプターがデカい

strymon.netより引用

Ojai及びOjai R30は電源アダプター(PS-124)のサイズは、107mm(幅)×55mm(縦)×32mm(高)※突起部含む。

Ojai本体よりも大きいです。

ボード内にに固定したい場合は、工夫が必要かもしれません。

デメリット②:出力口数が5つしかない

Zuma以外は、出力端子は5つだけです。

しかし、OjaiやZumaは専用ケーブルでOjaiとリンク接続ができます。

電源アダプターひとつで最大20台のOjaiを駆動させることは可能です。

動作の安定性を考慮して、現実的には2〜3台リンクして、10〜15台の高低カ消費電流のエフェクターを接続するのが良いでしょう。

15台も動作できればエフェクターボード1つ分はすべてまかなえるのではないでしょうか。

デメリット③:パワーサプライの中では高価な部類

Amazonでは数千円から中国ブランドのパワーサプライがありますし、

コスパが高いと言われているVital Audioでも1万円前後

Free The Toneの最新機種 PT-5Dで25,300円ですね。

strymonは下記の通り。

Ojai:¥18,370 前後

Ojai R30:¥20,680 前後

Zuma R300:¥23,980 前後

拡張キット

Ojai-X:¥14,300 前後

OR30-X:¥16,500 前後

6台以上のエフェクターを使いたい際には3万円コースになってしまいます。

とは言え、私がstrymonを選んだ理由はパワーサプライは買い替えるものではないので、

最初に最高のこれらを選んでおけば電源ノイズを気にしたりという無駄な労力や悩みから解放されるからです。

Vital Audioなど一部製品は実は中国工場のOEM製品で、そのOEM元の安い製品もネットで出回っていたりします。

strymonは設計費とUSA製ということを考慮すれば法外に高価だということもありません。

strymon Ojai, Ojai R30, Zuma R30 比較

それでは国内に流通する全3機種Ojai, Ojai R30, Zuma R300の比較です。

Ojai
Ojai R30
Zuma R300
Zuma
Ojai30Ojai R30Zuma R300Zuma
出力 9V 500mA*5個 合計5個
9V 500mA*3個、9V / 12V/ 18V切替 500mA*2個 
合計5個  9V 500mA*4個、9V / 12V/ 18V切替 500mA*1個  合計9個 最大48W 9V 500mA*7個、9V / 12V/ 18V切替 500mA*2個
最大mA数 最大22.5W※すべて9Vで
2500mA
最大22.5W※すべて9Vで
2500mA
最大 36W ※すべて9Vで4,000mA最大 48W※すべて9Vで5,333mA
サイズ81mm x 58mm x 33mm130mm x 58mm x 29mm184mm x 88mm x 30mm173mm x 84mm x 46mm
重量 133g 171g 400g 680g
電源アダプター(PS-124) 107mm(幅)×55mm(縦)×32mm(高)※突起部含む 重量:133g 107mm(幅)×55mm(縦)×32mm(高)※突起部含む 重量:133g 無し(電源ケーブル) 無し(電源ケーブル)
市場相場価格(税込) 18,370円 20,680円 23,980円 約4-5万円(国内未発売)

出力数

Ojai:9V 500mA*5個

Ojai R30:9V 500mA*3個、9V / 12V / 18V切替 500mA*2個 合計5個

Zuma R300:9V 500mA*4個、9V / 12V / 18V切替 500mA*1個 合計5個 最大36W

リンクは全機種可能。

拡張する場合は最大mAもチェックしてください。

最大mA数 は輸入代理店オールアクセスさんに問い合わせ回答がございました。

サイズ

Ojai:81mm(幅)×58mm(縦)×33mm(高)※突起部含む 重量:133g

Ojai R30:130mm(幅)×58mm(縦)×29mm(高)※突起部含む 重量:171g

Ojai電源アダプター(PS-124)107mm(幅)×55mm(縦)×32mm(高)※突起部含む 重量:133g

Zuma R300 :184mm(幅)×88mm(縦)×30mm(高)重量:400g

Pedaltrain nanoなど傾斜の無い、すのこ型ペダルボードの裏に仕込みたい場合は

薄型のZuma R300がおすすめです。

一応Ojaiでもボードの脚をかさ上げして裏に仕込めなくはないです。

strymon.netより引用

またOjai R30は、Ojaiよりも更に3mm薄い29mm のためかさ上げなしでそのまま裏に入れやすいですが、

結局厚さ 32mm のアダプターと一緒に裏には仕込めません。

もっと大きい傾斜のあるPedaltrainなら裏の空間は広くなるのでこの辺りは気にしなくても大丈夫です。

9/12/18Vの可変口数や、価格で選んでも良いです。

いずれも軽量なので、マジックテープで裏に貼り付けが可能です。

電源

パワーサプライをコンセントに挿すために、

Ojai, Ojai R30は専用の電源アダプター(PS-124)とそこに電源ケーブルが必要です。

いずれも本体に付属しています。

Zuma R300はZuma本体に直接電源ケーブルを接続します。

これらの電源ケーブルはギターアンプなどに使用するものと同じケーブルと同じです。

Ojaiもノイズレスですが、アダプターを使わないことでスイッチングノイズが入る心配が皆無で、

さらにクリーンな電源供給が可能であることが最大のメリットです。

まとめ

一番おすすめのパワーサプライstrymon。

安いものでノイズが出るかどうか、悩んでる時間があれば、少しがんばってstrymonにすれば、その時間を音作りや練習に充てることができます。

品質、ノイズの面で後悔しません。

全機種で専用電源ケーブルと、エフェクターへ接続するDCケーブル5本も付属します。

Ojaiがおすすめの方

●ペダルボード上をコンパクトに収めたい

●9V駆動のエフェクターしか使わない

●strymonでもできる限り安くしたい

Ojai R30がおすすめの方

●12V, 18V駆動のエフェクターが2個ある

Zuma R300がおすすめの方

●Pedaltrain nanoなどの裏に仕込みたい

●12V, 18V駆動のエフェクターが1個ある

●アダプターが邪魔、とにかく最高品質の電源を求めている

¥54,453(2024/04/12 21:04時点 | Amazon調べ)
Twitterで気軽に交流しましょう!