ギタリストだからこそウクレレをはじめるべき理由

  • 2019年12月24日
  • 2020年5月17日
  • Tips

4弦5フレット

3弦5フレット

2弦5フレット

1弦8フレット

ギターでこの形のCを押さえた事がありますか?

なければぜひウクレレをはじめるべきです!
確実にギター上達につながります。

ギターとウクレレの関係性

ウクレレのチューニングは4弦から1弦で
G-C-E-A
です。

鋭い方はギターとインターバルが一緒だと気付くと思います。
簡単に言うと

ギターの5カポの4弦から1弦までと同じ音程です。

ちなみにヤマハのギタレレは6本弦のウクレレという感じで、

チューニングはA-D-G-C-E-Aとまさにギターの5カポです。

Aria G-Uke ATU-120/6

ヤマハ以外からもAriaから、G-Uke(ジーユーク)という同じコンセプトの6弦テナーウクレレも発売されています。

こっちで練習しても良いですが、コード表などがあまり出回ってないので、自分でギターのコードを2音半上げたものを考えなければなりません。

カポタストに慣れていれば大丈夫かもしれませんが、お手軽にしたいならやっぱり4本弦のウクレレです。

ウクレレのチューニング

先ほど説明したG-C-E-Aですが、

実はウクレレは4弦が3弦より細く、オクターブ上のGに合わせるのが一般的です。

そこで我々ギタリストに優しい

Low-G弦なるものがあります。

クラシックギター弦のようなこいつを使えば、通常のオクターブ下のGにチューニングできるので、もっとギターと同じ感覚での演奏が可能です。

ウクレレを弾くことでの、ギターへのメリット

ずばり指板上で音がどこにあるかが流用できる点です。
とりあえず最初の簡単なコードは形で覚えてOKです。

ギターを持ったときに、5,6弦を無視してウクレレで覚えたコードを押さえてみたください。

ポイントは、ウクレレで開放弦を使うコードなら、

人差し指でギター5フレットをセーハで押さえるところです。

いつもの響きとは少し違いますが、紛れもなくCです。

同じCでも幾通りもの押さえ方ができるようになると、

フレーズにアルペジオを絡ませやすくなったり、

アンサンブル内で適切なボイシングを探る選択肢が増えます。

こんなに素晴らしいことはありませんね!

ギターの上手な方には浸透している発想で
例えば

トモ藤田氏の教則本で、トライアドをマスターするというやつはこれです。

それをウクレレでやってみようって話です。
 
初心に戻って、形でコードを覚えて歌本の弾き語りでもしてみてください。

それで覚えたコードはそのままギターに応用できます。

実際に私もやってみての感想は、ウクレレで気軽にコードを覚える方が、ストイックな練習練習感が少なく純粋に楽しめるなぁという感じです。

練習も楽しむことが、一番の上達の近道だと思います。

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