【ベース編】VOX amPlug2 vs Blackstar FLY【違い/選び方】

【ベース編】VOX amPlug2 Bass vs Blackstar amPlug2 FLY BASS【違い/選び方】

 
夜でもベースを演奏したい

安くベース音が聞ける環境が欲しい

amPlugはVOXとBlackstarがあるけどどっちが良い?

という人のための記事です。

現役楽器屋店員のyosh(@yoshguitarblog)です。ベーシストなら1個持っておいて損はない、アンプラグのご紹介と違い比較です。

ギター編はこちらの記事で解説しています。

amPlugとは

amPlug(アンプラグ)は小型ヘッドフォンアンプです。

ベースのジャックに直接挿し、amPlugにイヤフォンやヘッドフォンを接続するだけで、アンプサウンドが得られます。

メトロノームをはじめいくつかのドラムパターンも内蔵しており、日頃の練習にも十分使えます。

さらにAUX IN端子を装備しており、ステレオミニケーブルとスマホなどを接続すれば、YouTubeなどの音源を流しながら一緒にベースの演奏ができます。

非常にコンパクトなサイズなのでどこにでも持ち運べますし、夜間でも近隣住民や家族に迷惑をかけずに練習できるなど、

アンプを持っていても1台持っておくと便利なアイテムです。

ベース用のamPlugはVOXブランドとBlackstarブランドの2機が発売されています。

amPlug Bassのメリット

どこでも手軽にヘッドフォンで練習ができる

とても手軽にヘッドフォンで演奏できます。

普通ヘッドフォンで演奏するためには、ベースとアンプをケーブルで接続し、アンプにヘッドフォンを接続する必要があります。準備の手間やケーブルの多さが煩わしいですね。amPlugなら、ベースからそのままヘッドフォンを接続しているようなものなので、準備がすぐできます。

amPlug Bassのデメリット

耐久性が低い

筐体はプラスチック製で、少しチープです。衝撃に弱く、使用中にどこかにぶつけると、壊れてしまう可能性があります。

音質は使用するヘッドフォンに依存する。

音質は使用するヘッドフォン・イヤフォンに依存するため、あまりに安すぎるイヤフォンなどを使用すると期待する音質が得られません。

特にベースは低音域が重要なため、イヤフォンよりもヘッドフォンの使用をおすすめします。

VOX amPlug2 Bass と Blackstar amPlug2 FLY Bass

両機種共通仕様

接続端子ヘッドフォンアウト
Aux In
電源単4電池2本
アルカリ電池 駆動時間リズムon:11時間
リズムoff:17時間
マンガン電池
駆動時間
リズムon:4時間
リズムoff:9時間
サイズ86 x 38 x 31 mm(プラグ収納時)
重量40g(電池含まず)

インプットプラグは180度回転するので、さまざまなベースに対応できます。

こちら側にお手持ちのヘッドフォンまたはイヤフォンを接続します。

一般的なスマホと同様のものが使えます。

電源ボタンとモードの状態を示すインジケータランプ。

ボタン操作や音が出ない状態が約30分続くと自動的に電源が切れるオート・オフ機能を装備。※リズム使用時はオフになりません。

ヘッドフォン端子、外部入力のAux Inはいずれもミニステレオ端子です。

VOX amPlug2 Bass と Blackstar amPlug2 FLYの違い

 VOX
amPlug2 Bass
Blackstar
amPlug2 FLY Bass
モード3種類
High/Normal/Low
3種類
Classic/Modern/Overdrive
リズム6種類9種類
コントロールヴォリューム、トーン、リズムボリューム/テンポ、リズムボタンゲイン、トーン、ボリューム、リズム/テンポボタン
市場相場価格3,200円から4,000円前後4,300円から5,000円前後

両機種の違いは音色切替、リズムパターン数、操作の違いです。

価格にあまり大きな差ではないので、機能面で選ぶのが得策です。

VOX amPlug2 Bass

入力ゲインを3段階切替

3つのモードは音色の切替ではなく、入力ゲインの切替です。

パッシブ、アクティブベースなどお使いのベースによって切り替えてください。

9種類の内蔵リズムパターン

内蔵リズムパターンはPops、Rock、Shuffle、Jazz、Funk、Skip、Samba、Special、Clickの全9種類。

ベースの音量とリズムの音量はそれぞれ個別に調節可能なこともあり、

リズムパターンの種類が重視ならVOXの方が良いでしょう。

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Blackstar amPlug2 FLY Bass

3つのモードで音色切替

Classic:アグレッシブなミッドレンジのヴァルヴ・トーンを意識したサウンド。

Modern:ボトムエンドとトレブルを強調し、ミッドを抑えたモダン・トーン。

Overdrive:スムーズでナチュラル、サウンドが前面に出るオーバードライブ・サウンド。

6種類の内蔵リズムパターン

6種類のリズム・ループは選択式で、Rock > Funk > R&B > Hip Hop > Blues > Metronomeの順に選択できます。

テンポはタップ・テンポで調節。

ヴォリュームコントロールはベースとリズム両方に効きますので、ベースとの音量バランスはゲイン調整も使う必要があります。

ポップス/ロックはもちろん、ハードロック/メタル系のプレイヤーや、音色重視ならBlackstarがおすすめです。

ほとんどのユーザーはBlackstarが良いでしょう。

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ヘッドフォン以外にも自宅で使える小型ベースアンプも気になる方はこちらの記事もご覧ください。

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