【これを買えば後悔しない】おすすめペダルチューナー5選【プロ仕様】

楽器屋店員がガチでおすすめするペダルチューナー5選。

個人的には2択ですが、それは最後のまとめにて。。。

プロのステージやレコーディングにも使えるほどの高精度な仕様のペダルチューナーをご紹介します。

予算1万円以下でご検討の方はこちらもどうぞ。とは言え、頻繁に買い替えるものではないので、今回の5つから1つ選んで長くお使いいただくのをおすすめします。

ペダルチューナーの特徴

その名の通り、エフェクター型でフットスイッチにてon/offを行うチューナーです。

ペダルチューナーのメリット

ペダルボードに組み込んで使えるため、

セッティングの手間が不要

立ったままon/offできる

周りが大音量でも誤表示しない

ステージなど暗所でも見やすい

ペダルチューナーのデメリット

普段の練習などペダルボードを使わない際にはセットが面倒

この点はクリップチューナーに軍配が上がります。

チューナー選びで考慮したい項目

キャリブレーション

チューニングの基準となるA(ラ)の高さをHz(ヘルツ)で変更できます。

一般的なバンドはA=440Hzが基本ですが、

吹奏楽や生ピアノなどはA=442Hzが一般的です。

例外的にPANTERAはA=432Hzで合わせるようなバンドもおり、他のバンドと差別化を図ったり、ヘヴィに印象付けています。

測定精度(セント)

cent(セント)は半音の100分の1を表す単位です。

±1セントまでの誤差で通常の演奏においては問題ないレベルです。

レコーディング用に使われるものは±0.02セントという精度の高いチューニングが可能ですが、シビア過ぎると時間がかかってしまうというデメリットもあります。

バイパス方式

エフェクターと同じように、off時にバッファー回路を通るバッファードバイパスと、

入力された信号をそのままアウトプットするトゥルーバイパスが存在します。

一部True Bypassが絶対的に良いという危険な認識がありますが、それぞれ一長一短ありますので使う用途によって好ましい方を選ぶようにしましょう。

●バッファードバイパス

チューナーをoffにした際、バッファー回路によりローインピーダンスとなり、ノイズに強い信号に変化します。

少なからずサウンドに影響を与えますが、高品質なものも多くなってきました。

●トゥルーバイパス

チューナーをoffにした際にはサウンド信号に一切の加工を加えません。

ただしハイインピーダンスのままなので、ノイズには弱く、接点が多くなったり、シールドが長くなると音質が劣化してしまいます。

アクティブピックアップやその前段にバッファー回路を搭載したエフェクターを接続している場合はこちらの方が良いこともあります。

BOSS TU-3W

BOSSのペダル回路を再設計する技クラフトシリーズのチューナー。現行品の技クラフトはすべて日本製なのも意外なポイント。

ライトの色が白、青で視認性をアップ。

バッファーも従来のボスコンと異なるアップグレードされたものを内蔵。

BOSSながらバッファー/トゥルーバイパスの切替が可能。

測定精度は±1 セントと、今回紹介する機種では最も低いですが、

逆に言えば合わせやすく、スピードが求められるライブなどには良いかもしれません。

●バッファード/トゥルーバイパス切り替え

●測定精度:±1 セント

●サイズ:73 mm x 129 mm x 59 mm

●質量:460 g

● 電源:DC9Vセンターマイナス / 9Vバッテリー(006P

Providence STV-1JB

チューナー部分はKORG Pitchblackに、

Providenceの高品質バッファーVitalizerを搭載したコラボモデル。

Vitalizerはハイファイになり過ぎない自然なサウンドを目指しており、同社のギターに内蔵されていることもあります。

さらにジャンクションボックスもしくは、OUTとSEND端子からパラレル出力するスプリッターとしても使える入出力端子を装備。

バイパスはバッファード/トゥルーバイパスの切替も可能です。

ペダルボードの入出力とチューナーを1台で使える唯一無二の製品です。

●バッファード/トゥルーバイパス切替

●測定精度:±0.1セント以内(ストロボモード時)

●キャリブレーション:436 ~ 445Hz

●サイズ:115(D) x 76 (W) x 50 (H) mm

●重量: 220g

●電源:DC9Vセンターマイナス / 9Vバッテリー(006P)

tc electronic Poytune3

2010年に発売された初代Polytineは市場初めて6弦同時検出を可能としました。

現行品である3代目は従来のチューニングモードに加え、同社高品位アナログバッファーBonaFide Bufferを内蔵しています。

こちらのBonaFide Bufferは単品でも8,000円ほどしますし、

何よりボスコンのようにハイ落ちする事もなく、ハイが出過ぎることも無い、

そして超ノイズレスという非常に音質の変化が少ないバッファーとして定評があります。

そこまでこだわりがありながらもトゥルー・バイパスとバッファード・バイパスの切替が可能というユーザーフレンドリーっぷりが流石です。

さらにバッファーモードではチューニングを常時onにすることもできます。

ポリフォニック・モード、クロマチック・モード、ストロボ・モードの全3モード。

クロマチックとポリフォニックは+/-0.5セントの精度で、

ストロボモードに至っては+/-0.02セントの超高精度チューニングを実現。

いずれのモードのギターを弾いてから音名とメモリが表示されるのがとても速いです。

また単音か和音か、入力された音を自動で識別しチューニングモードを切り替えてくれます。

109個のLEDを内蔵したディスプレイは環境に合わせて明るさを自動調節するセンサーを内蔵、従来品よりも明るく表示できます。

●True/Buffered 切替可能

●チューニング精度:+/- 0.02セント(ストロボ)、+/-0.5セント(クロマチック)

●リファレンス・ピッチ:435~445Hz

●サイズ:7 2 x 122 x 5 0 mm

●重量:

●電源:DC9Vパワーサプライ(センターマイナス)または、9VDC乾電池

Sonic Research ST-300

±0.02セントという驚異の精度を誇るストロボチューナー。

シビアな分、反応速度も爆速(Polytine3よりも速い)です。5弦ベースのLow-Bなどの低音もしっかり拾ってくれます。

T’s Guitar や TomAnderson でおなじみのBuzz Feiten(バズ・フェイトンチューニング)が施されたギターや、

Steve VaiやMattis IA Eklundh が使用するフレットがガタガタに波打っているTrue Temperament(トゥルー・テンパラメント)にも対応、

さらには各キーでの純正律まで可能。

精度が高過ぎるがゆえにチューニングに時間がかかりますが、レコーディングではかならずこれを使うエンジニアも少なくありません。

●True Bypass

●チューニング精度:±0.02セント

●リファレンス・ピッチ:300.0 Hz〜599.9 Hz

●サイズ:W61mm×H112mm×D34mm

●重量:246g

●電源:DC9Vパワーサプライ(センターマイナス)または、9VDC乾電池

Sonic Research ST-300 mini

そのST-300の機能はそのままに、サイズを小さくしたミニもあります。

画面が少し小さいのと、電池駆動できない以外は、価格も含め同じです。

ボードのスペースによって選ぶと良いでしょう。

●True Bypass

●チューニング精度:±0.02セント

●リファレンス・ピッチ:300.0 Hz〜599.9 Hz

●サイズ:W40mm×H95mm×D30mm

●重量:154g

●電源:DC9Vパワーサプライ(センターマイナス)または、9VDC乾電池

Peterson StroboStomp HD

ストロボチューナーのパイオニア、ピーターソンの最新ペダルチューナー。

±0.1セントとソニックリサーチほどの精度ではありませんが、ストロボチューナーとしての基準は満たしています。

楽器ごとや変則チューニングを含め130以上のプリセットを内蔵。

ギタリストにとって興味深いのは各種ドロップチューニングはもちろん、バズフェイトンチューニング、

A=432Hzを1音下げたダイムバックダレル(PANTERA)チューニングや

ハイゲインでのAフォームのコードでも響きが濁らないエディ・ヴァン・ヘイレン・チューニングなどのプリセットは便利かもしれません。

内蔵プリセットの編集はPCとUSB接続にて行います。

トゥルー・バイパス と バッファード・バイパスの切替ができ、自分のペダルボード内の接続に合った選択ができます。

バッファー回路を常に通り、onでもoffでもチューナーメーターが表示されるモニターモードもあります。

日光下でも視認性の高いLCDディスプレイはプリセット毎にバックライトを変更することが可能で、ライブ中の選択ミスを防げます。

DC9Vの駆動時は他のもう1台のエフェクターに電源供給することが可能。

●True/Buffered 切替可能

●チューニング精度:0.1セント

●リファレンス・ピッチ:390Hz〜490Hz

●サイズ:129D×66W×53H mm(フットスイッチ含む)

●重量:400g

●電源:DC9Vパワーサプライ(センターマイナス)または、9VDC乾電池

まとめ

おすすめ1位はtc electronic Polytune3です。

反応速度もかなり良いですし、

ストロボモードにすればレコーディングにも耐えうる+-0.02セントの精度を誇り、

ライブでもスタジオでも、いかなる現場でも使用可能です。

バッファの質も文句なし。

価格面も含め非常にバランスが取れています。サウンドハウスさんでもペダルチューナーランキング1位です。

次点でSonic Guitar Research ST-300です。

なにより、とにかく爆速反応&+-0.02セントの高精度。

レコーディング前提ならこれが一番です。

今回ご紹介したそれ以外の機種も、その機種ならではの機能があるものなので一応挙げさせていただきました。

こだわりの機能が無いならPolytune3で後悔はしませんよ!