屋外でのBluetoothスピーカーとして、
PCやスマホ・タブレット用のスピーカーとしても使いたい
という方におすすめのアンプ、Blackstar FLY3をご紹介します。
特徴・メリット
●サイズを超えたサウンドクオリティ
●Bluetoothスピーカー
●電池駆動可能
メリット①:サイズを超えたサウンドクオリティ
サイズは170mm x 126mm x 102mm、重量はわずか900gの超コンパクトデザイン。
以前にもMarshall MS-2など超ミニアンプは存在していましたが、
このFLY3以降、ミニサイズでもサウンドクオリティが格段に向上しています。
MS-2もマイクで録るとそれなりに聞こえなくはないですが、実際はけっこうペラペラな音です。
サウンドメイクもシンプルです。
コントロールはシンプルで、クリーンとオーバードライブの切替スイッチ
歪み具合をゲインを、音量をボリュームつまみで調整。
イコライザーは、Blackstar特許取得のISFコントロール。
つまみはひとつですが、ベース、ミドル、トレブル全てに作用し、
アグレッシブでタイトなUSアンプと、ウッディなUKアンプのキャラクターを混ぜるように調整できます。
さらにディレイまで搭載し、ディレイタイムとレベルをコントロール可能。
メリット②:Bluetoothスピーカー
Bluetooth接続によりオーディオスピーカーとしても使用できます。
曲を再生したり、YouTubeの音を流しながらギターを弾いくこともできます。
曲のコピーや、アドリブの練習にも使いやすいです。
FLY3にはBluetooth機能が搭載されているものと、そうでないものがあるのでご注意ください。
品名に「Bluetooth」がついているかどうかで判別できます。
Bluetooth機能が無いものも、標準ミニステレオケーブルを使えば音楽を再生可能です。
メリット③:電池駆動可能
専用電源アダプターの他にも単三電池6本でも駆動します。
室内はもちろん、野外でも使えるので、キャンプなどのレジャーへもっていけばBGM用のスピーカーとしても使えます。
デメリット
●電源アダプター別売
●後発ブランドが魅力的
デメリット①:メタルまでは歪まない
オーバードライブチャンネルはがっつり歪みません。
例えばピックアップの出力が大きくないと、また歪ませるためのピッキングが身についていないとメタル系できるほどの歪みが物足りないかもしれません。
逆にクリーンやドライブサウンドはピッキングのニュアンスが結構出る感じです。
まあ、メタルもやろうと思えばできますが。。
デメリット②:電源アダプター別売
専用アダプターFLY Power Supply(FLY-PSU)は3,800円。
小ささが魅力なので電源アダプターのコードが邪魔と感じることも多いと思うので、
充電式の単三電池を使う方も多いようです。
デメリット③:後発ブランドが魅力的
このBlackstar FLY3をパクって機能を増やしたNuX Mighty Lite BTというアンプがあります。
しっかり歪ませることができる3ch仕様、全12種類のエフェクターと、リズムパターン、Bluetoothも搭載しており、
電源アダプターをつけたFLY3と価格は変わらない約1万円。
FLY3が機能的に勝っているのは、別売約3,000円の拡張キャビネットでステレオで使用することができる点です。
ギターアンプとして使うなら、もう少し大きめのアンプの方が使い勝手が良さそうですが、
タブレットなど動画鑑賞のスピーカーとしてやノートPCのモニタースピーカーなどとしても使うなどの用途には調子が良さそうです。
Blackstar FLY3まとめ
家庭用アンプで機能的にはYAMAHA THR10II Wirelessなどが優れていますが、
家用のアンプに5万も出せない、手軽に使えれば良いという方にはBlackstarFLY3がおすすめです。
もっと機能が欲しい方にはNuX Mighty Lite BTがおすすめ。