おすすめミニギター Taylor GS Mini レビュー【違いと選び方】

 
・持ち運びに便利なミニギターでも音質/音量には妥協したく無い

・普通のミニギターはチューニングが狂いやすい/弾きづらくストレスがある

・家に置いても邪魔にならない程良いサイズのギターが欲しい

・以前、弦が押さえづらくギターを挫折してしまったけど再挑戦したい

・GS Miniはバリエーションが多くてどれを選べばよいかわからない

という人たちにおすすめの最高級クオリティのミニギター、テイラーGS Miniをレビューします。

特徴/メリット

https://www.taylorguitars.jp/より引用
・高品質なミニギター

・フルサイズクラスのサウンド

・上位機種と同じPU(eモデルのみ)

特徴①:高品質なミニギター

YAMAHAやMorrisなど大手ブランドでもミニギターとなると安価なモデルが多く、音や弾き心地といった品質も決して高くありません。

またそれらは大抵、普通のギターをそのまま小さくしただけ、という印象が強いです。

Taylor GS Miniはそれらよりは高価ですが、ただ小さくしたわけではなくすべて1から設計しているため、サウンドも弾き心地もミニギターの中では品質は最高クラスを実現しています。

品質の高い作り方をしているため、弦高が適正で単純に弾きやすいですし、

ミニギターにありがちな、スケールが短いから音程が暴れやすい/ペグが安物でチューニングが狂う、という心配はありません。

そのため高級ギターを持っていてもセカンドギターとして購入する人もいるくらいです。

2010年の発売以降、シリーズ累計35万本以上を出荷していることからも世界的に認められた品質であることがわかります。

特徴②:通常サイズクラスのサウンド

このサイズならではの設計が、サイズ以上のサウンドを実現しています。

ボディバックがラウンドバック(膨らんで)しており、ボディ内部の反響がサウンドホールに集まるようなっていたり、

サウンドホールが通常サイズのギターと同等の大きさで、音がしっかり出てくるような工夫がされています。

これにより、2,3万円以下の通常サイズのギターよりも音が良いです。

特徴としてはボディが小さい分、低音域は少し控えめですがクリアで煌びやかでバランスの良い音色。

サウンドハウスのレビューでは乾いた音と表現されている人も多いですし、サイズ以上の音量が出て満足という人がほとんど。

倍音もしっかり出るのでストロークでも指弾きでも使いやすいです。

特徴③:上位機種と同じPU(eモデルのみ)

ピックアップ自体はES2というアメリカ製に使われているものと同様のテイラーオリジナルピエゾピックアップを搭載。

一般的なピエゾピックアップは硬くライン臭いサウンドになりがちですが、

テイラーのピエゾピックアップはサドルの下に仕込む従来品とは異なり、

サドルの横に配置するなど独自設計によりナチュラルなアコースティックサウンドを実現しています。

プリアンプはテイラーのミニギター類に搭載されるES-B。

チューナーも内蔵されている点は便利ですが、音色調整はTONEつまみのみで上位機種のプリアンプとは異なります。

それでも10万円台以下の安いライン臭いエレアコサウンドよりは、ナチュラルなサウンドで十分使いやすいです。

※GS Mini-e Koa Plusのみ上位機種同様ES2プリアンプを搭載。

デメリット

・ミニギターにしては少し大きい

・出荷時の弦のゲージに注意

デメリット①:ミニギターにしては少し大きい

こちらはBaby Taylor

ミニギターの部類には入りますが、Baby TaylorやLittle Martinに較べると少しサイズが大きいです。

Babyの全長は約857mm

GS Miniの全長は約930mm

単純に『持ち運び』という観点からするとデメリットになりますが、当然通常のギターよりは小さく、

サウンドを向上させるための大きさなので、良いとこ取りと感じられればGS mini は良い選択です。

テイラーミニギターシリーズのサイズ比較はこちらの記事にまとめてあります。

デメリット②:出荷時の弦のゲージに注意

出荷時の弦はエリクサーのフォスファーブロンズのミディアムゲージが張られています。

スケールが短いので太い弦を使うことで、響きを向上させる狙いがあります。

ギターに再挑戦する人や、普段エレキギターを弾いているという人は、弦を押さえる時に弦が固く感じるかもしれません。

その場合はライトゲージやカスタムライトゲージに交換すると良いでしょう。

その分、音のハリが少なくなりますが、音がショボくなると心配するほどでもありません。

GS MiniのMahogany, Rosewood, Koaの違い/選び方

GS Mini Mahogany
GS Mini Rosewood
GS Mini Koa

GS Miniは純粋なアコースティックギターと、ピックアップが搭載されたエレアコ(品番に-eがついたモデル)と、

それぞれ木材がマホガニー、ローズウッド、コア(はエレアコのみ)の全6機種。

  トップ材 ボディ材 市場相場価格
GS Mini Mahogany マホガニー サペリ 86,240円
GS Mini-e Mahogany マホガニー サペリ 101,200円
GS Mini Rosewood スプルース ローズウッド 86,240円
GS Mini-e Rosewood スプルース ローズウッド 101,200円
GS Mini-e Koa コア コア 123,200円
GS Mini-e Koa Plus コア コア 145,200円

サイドバック材のみならず、トップ材も全て異なるためサウンドの特性も異なります。

どの機種もクリアでバランスの良い音色を基本にそれぞれの違いは

Mahogany・・・3機種の中ではレンジが狭く、やや柔らかいメロウなサウンド。弱い力でも鳴らしやすく、フィンガーピッキングに向いています。ソファでくつろぎながら気軽に爪弾くにも良し。初心者にも〇。

Rosewood・・・輪郭がくっきりとしたオールマイティなサウンド。スプルーストップなので最も一般的なアコギサウンドを体感でき、レスポンスが良いのでストローク、フィンガースタイルどちらにも対応できます。


Koa
・・・明るい高音域と存在感ある中音域を兼ね備えたサウンド。ダイナミックレンジやレスポンスは3機種の中での中間。アコギの中でも個性的なので、いつもとは違った新しいサウンドを求めるセカンドギターとしておすすめ。

GS Mini-e Koa Plus

またGS Mini-e KoaPlusのみ上位機種と同様のES2プリアンプを搭載。

レコーディングやライブでガッツリ使いたい人におすすめですが、そのほかの機種に搭載されるES-Bプリアンプも十分使えます。

まとめ

サイズ以上に優れたサウンドを持つミニギターとして人気のGS Mini。

ミニギターとは言え、安いものだと音質や音程の甘さ、弾きづらさから、演奏すること自体にストレスを感じてしまうものも少なくありません。

それらの不満を全て解消した GS Miniは、弾けるプレイヤーに最もおすすめするミニギターです。

こんな人たちにおすすめです。

・持ち運びに便利なサイズなのに本格的なサウンド/ストレスの無い演奏性を求めている

・野外でも使える音量感、リビングや寝室でも使える音質の良いセカンドギターが欲しい

・弦が押さえられず一度ギターを挫折してしまった人