コアボディにニューヨーカーサイズという他メーカーには無い個性ながら、タカミネにおいて長年ベストセラーのPTU431Kをご紹介します。
特徴
Takamieに共通する最大の特徴4点
2 ネックの強度
3 左右非対称ネック
4 ダブルサドル
ざっくりまとめると、丁寧なつくりで頑丈で長持ちする、独自の握りやすいネックに、コードの響きが綺麗になるサドル、
にしては安いという感じです。
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630mmスケール
スケールは少し短いショートスケールです。
弦のテンションは少し弱くなるため押さえやすくなります。
サウンドも少し丸みを帯びた感じです。
サイズ
400シリーズはタカミネの中で最もコンパクトなサイズ、
いわゆるニューヨーカー、Martinでいうところの0(シングルオー)サイズです。
その抱えやすさから、手軽に弾けたり、持ち運び・ライブ用ギターとして使用したり、女性からも人気だったりします。
ハワイアンコアボディ
ボディには特にウクレレでポピュラーなハワイアンコアを採用しています。
木目が美しいものが多く、トラ杢が出る個体も珍しくありません。
しかし、タカミネでも珍しくトップも含めオール合板となっています。
プリアンプ
プリアンプにはCT-4BII (PTU)を搭載。
3バンドEQでアンプ並みの音作りが可能ですし、
チューナーも搭載しており、生音で弾くときも便利です。
サウンド
タカミネの中でもトップクラスのセールスを誇るモデルですが、
サウンドはかなり個性的です。
サウンドはボディが小さいので、低音が控えめです。
そういったギターは逆に歯切れが良かったりするのですが、これはそうでもありません。
オール合板なことに加えて、タカミネはフレットも少し低いので高域が出ない感じです。
人によってはデメリットに感じるかもしれません。
しかしこんな↓使い方をしたい方にはおすすめです。
試奏動画だと高域が良く出ているように感じるかもしれませんが、
生音だとPTU431Kは中音域が一番しっかり出るような印象で、ちょっと落ち着いたサウンド。
弾き語りでジャカジャカ弾くと温かみのある感じになりますし、
フィンガーピッキングのソロギターでも豊かな鳴りは感じられますし、
ブルージーなちょっと渋い感じも出せます。
アンプから出せばこんな煌びやかなサウンドも出せます。