SAYTONE HAND WINDING PICKUPS
齋藤楽器工房がつくるピックアップだからSAYTONE(サイトーン)。
くだらない(失礼w)ネーミング、しかし各モデル名はやたらカッコいいという落差ですがクオリティは本物。
手巻き(ハンドワイヤリング)という工法にこだわったわけではなく、
理想のサウンドを追求した結果が、機械巻きでは成しえなかったというのが理由です。
シングルコイルとハムバッカーにはそれぞれ、ローゲインタイプとハイゲインタイプがラインナップされています。
2017年にはピックアップ単体の販売はされていませんが、
SAITOGUITARSには引き続き純正ピックアップとして搭載されています。
単体販売の際はセットで4,5万円くらいしていた記憶があり、
意外と知られていませんが高級ピックアップなんです。
シングルコイル
ボビンカバーはブラックとホワイトが選べます。
Scream(スクリーム)
ローゲイン寄りのシングルコイルピックアップ。
64年後期から68年前期のストラトに搭載されていたフェンダーのグレイボビン同様、コイルにはプレーンエナメルを使用しています。
多様なジャンルに対応できる、きらめきのある洗練されたサウンドです。
Growl(グロウル)
ハイゲイン寄りのシングルコイルピックアップ。
50年代、メイプルネック期のストラトに搭載されたフェンダーのブラックボビン同様、ヘヴィフォームバーをワイヤーに使用しています。
切れ味の鋭いクランチーなカッティングや、野太いリードサウンドなどドライブさせやすいゲインを有します。
出力が高すぎるということはなく、クリーンでも艶っぽくもできます。
ハムバッカー
HSHや2ハムバッカーにはフロントにSledge α, リアにBore Upの組み合わせ、
SSHの場合は、ローゲインセットならシングルScream、リアSledge α、
ハイゲインセットならシングルGrowl、リアBore Upです。
ボビンやカバーも豊富な中からチョイスできます。
Sledge α (スレッジ アルファ)
ローゲイン寄りのハムバッカー。
ワイヤーにはギブソンのPAF同様プレーンエナメルを使用。
ハムバッカーながら広がりのある高域もしっかり出ており、
ハンドワイヤリングらしくオープンで分離感のあるヴィンテージスタイルのハムバッカーです。
Bore Up (ボア アップ)
ハイゲインよりのハムバッカー。
コイルはSledgeα同様プレーンエナメルを使用していますが、
ターン数を増やすことでパワーを高めています。
手巻きの分離感や切れ味はそのままに、中域にパンチのあるサウンドはラウドなドライブサウンドに最適。