一軒家でも家族へも配慮が必要
という方のために、ギターの生音対策グッズをご紹介します。
弦の振動をおさえる
GRAND GUITAR ( グランドギター ) 弱音器
パッケージデザインがずっと変わらず、怪しさを感じるほどの古さですが、
消音器と言えばコレです。
使い方はブリッジの方で弦を挟むだけ。
弦をスポンジで挟むことで、弦の響きを抑え音量を半分程度下げます。
弱音器のデメリット
デメリットは音の伸び(サスティン)が無くなってしまう事です。
サスティンが無くなると左手でしっかり押さえられているか、コードがしっかり響いているかがわからなくなりがちです。
コードを押さえる形を覚えたり、曲を覚える、ピッキングの右手の動きを手に覚え込ませるには良さそうです。
消音ピック
サイレントピック
サイレントピックは薄さと特殊な構造で
弦をはじいた時の音を小さくします。
サスティンは変わらず音量を下げる事ができます。
音量はストロークで約7割程度。
サイレントピックのデメリット
デメリットはピックが柔らかすぎるため、これに慣れると普通のピックが使いづらくなる恐れがあります。
左手がしっかり押さえられているか、コードチェンジがスムーズにできる練習には良いです。
ギターの穴をふさぐ
PLANET WAVES ( プラネットウェイブス ) PW-SH-01
サウンドホールをすっぽりふさぎます。
ほとんどのギター(直径約10cmの穴)に使用できます。
本来の目的はエレアコのフィードバックを防ぐための物ですが音量も下がります。
先の弱音器のように、音の伸びなどはあまり変わりません。
一番音色には影響のない音量対策グッズです。
サウンドホールカバーのデメリット
しかしデメリットはあまり音量が下がらない事です。
ジャカジャカ弾くストロークでは8割程度、
フィンガーピッキングで7割程度にしかなりません。
とは言え音色には影響が少なく練習には良いです。
まとめ
一番好ましいのは何も使わないこと→カラオケボックスなどで練習することです。
しかしそれが理由でギターを弾く時間が短くなるくらいなら、ぜひ対策グッズを使って練習しましょう。
ご紹介した3種類は、どれもそれぞれ一長一短で、練習毎に使い分けるのが良いです。
コードを覚える時、曲を覚える時、ピッキングの右手の動きを手に覚え込ませるには弱音器
左手がしっかり押さえられているか、コードチェンジがスムーズにできる練習をする時はサイレントピック
ある程度音量が出せるならサウンドホールカバー