以前レビュー記事も書きましたが、改めて5か月使ってみたBOSS WAZA-AIR 感想を書いてみました。
購入を迷っている方の参考になれば幸いです。
ちなみに主な特徴はレビュー記事からご覧ください。
BOSS WAZA-AIRの良かった点
・ヘッドフォンのホールド感は上々
・コンパクトに保管できる
良い点①: 本体のみでの操作が容易(ボリューム/パッチ)
ちょっとだけ弾きたいときにいちいちアプリを開かなくて良いのが楽です。
NUX Mighty-Airなんかはここが面倒になりそう。
本体ボリュームはつまみではなくホイール式になっており、ヘッドフォンを装着したまま調整しやすいです。
また音量の可変が小さく、微調整しやすいのも好印象。
さらにパッチ切替も本体ボタンでできます。
地味ですが良く使うからこそ、こういうちょっとしたところがギター演奏のモチベーションを下げないメリットになっています。
良い点②:ヘッドフォンのホールド感は上々
ヘッドフォンの装着感はホールド感強めで、個人的には上々。
メガネ掛けていると90分過ぎたくらいから少し痛くなるときがありますが。
とは言えを振ると飛んでいきます。ヘドバンは不可。
そういうライブの練習する方がどれくらいいるかわかりませんが、わたしはテンションを爆発させることはできませんでしたw
良い点③:コンパクトに保管できる
アンプと違って場所を取らないサイズ感も良し。
そしてシールドがいらないのも良いです。
シールドは抜き差ししたり、巻き直したりも面倒ですからね。
収納時はヘッドフォンスタンドがあると便利です。
ギタースタンドに取り付けられるハーキュレスのHA700はおすすめです。
BOSS WAZA-AIRの悪かった点
・ジャイロセンサー
・接続が途切れることがある
・2つの機器の充電が面倒
・ピッチシフターの追従性が弱い
悪い点①:サウンドクオリティ
悪いというわけでは無いですが、いわゆるBOSS の音です。KATANA AIRをヘッドフォンで聞く感じ。
ハイゲインの歪みなんかはBOSSのモデリングアンプのあの粒立ちというかザラつきというか、個人的にはもう少しだけ滑らかな感じのハイゲインが好きですが、練習用としてはざんぜん妥協できるレベル。
まぁ超大満足ではありませんが、アンプ以外にもEQがあるのである程度詰められます。
聞くに耐えないと感じる人はBOSSアレルギー、デジタルアレルギーの人くらいかと。
BOSSは嫌い、でもワイヤレスヘッドフォンで弾きたいという方は、外部機材を使う方法でどうぞ。
設定方法はこちらの記事をご覧ください。
悪い点②:ジャイロセンサー
著名ギタリスト達が驚くだけの発売前の動画もありましたが、わたしにはいらない機能でした。
それこそ丁寧に練習するとき、フィンガリングの左手を見て、ピッキングの右手を見てと頭を動かすと
このジャイロセンサーがけっこう効くので、音場が変わって鬱陶しいです。
結局、使用初日からオフにしてずっと使っていますね。
悪い点③:接続が途切れることがある
これはわたしの使っている個体が悪いのか、Wi-Fiいっぱいの自宅の電波環境が悪いのかわかりませんが、
たまにトランスミッターの接続を表示する緑のLEDが点灯したままギターの音が鳴らなくなります。
Bluetoothオーディオはそのまま聞こえるのですが。
一応、一回ギターから抜き差しすると正常に戻るのと頻発するわけではないので気にしないことにはしています。。。
悪い点④:2つの機器の充電が面倒
ヘッドフォンとワイヤレスは別々の充電が必要。
どちらもそれなりに駆動時間が長いので、今日は本体、明日はワイヤレス、という感じにすれば
弾きたいときに電池切れでイラッてことは今のところありません。
悪い点⑤:ピッチシフターの追従性が弱い
本来の使い方ではないのでしょうが、
ピッチシフターで擬似的に全弦1音下げなどダウンチューニングができます。
ただ、音質はちょっと残念になります。
こもり気味で立ち上がりも少し遅い感じで、
同様の使用方法をLine6 HX Stompでもやってみましたが、こちらの方が品質が高かったです。
BOSS WAZA-AIR感想まとめ
良い点は買う前からわかっていることなので詳しくはこちらの記事をご覧ください。
今回の記事では主に使ってみてわかった悪い点を挙げてますが、ストレスが溜まるレベルでは無いですし、結果的には家ではもうこれしか使っていません。
とにかくワイヤレスヘッドフォンでギターの練習は自宅練習には最高で、ギターを弾く時間が増えたので良かったです。