コーティング弦はその名の通り、弦に薄い膜でコーティングすることで、
手の汗や脂などの付着を防ぎ、弦の酸化・さびを防ぐことで弦が長持ちします。
弦が劣化すると、
・音色が悪くなる
・音程が不安定になる
・フレットが痛む
などのデメリットがありますので、弦交換を頻繁に行うのが面倒な方には、
弦が長持ちするコーティング弦がおすすめです。
エレキギターやアコースティックギターの弦ではコーティング弦の代名詞 エリクサー をはじめ、様々なコーティング弦が存在しますが、
エリクサーのクラシックギター弦は存在しません。
そこでおすすめなのが、弦ブランドの最大手 D’Addario(ダダリオ)から発売されています。
D’Addario XT CLASSICAL
ダダリオもEXPというコーティング弦を発売していますが、このXTシリーズは
EXP弦で使用されているナイロンコア弦よりも弦寿命とチューニングの安定性が高いコンポジット弦に最新のマイクロコ ーティング・テクノロジーを施したベース弦
https://kcmusic.jp/daddario/cguitar.html#xtcla より引用
を使用しています。
一方、高温弦はナイロンで錆びることはないので、 正確なイントネーションを誇る同社Pro-Arté(プロアルテ) を使用しています。
錆びないので、交換したての気持ち良い音色も長持ちしますし、手触りも優しいので
演奏が楽しく、練習がはかどるはずです。
テンション(≒太さ)の違いで全3種類のバリエーションがあります。
弾きやすさを求めるなら、ノーマルテンションのXTC45がおすすめです。
メーカー希望小売価格は2,900円とやや高額ですが、
サウンドハウスなど実際のお店での販売価格は1,600円前後です。