strandbergモデル種類現行品まとめ

日本への輸入は Shun Nokina のエフェクターブランドLeqtiqueが、小売店への流通をキョーリツコーポレーションが行っていますが、

strandbergには公式の日本語ページが存在しません。

現在入手可能なインドネシア製、日本製のstrandbergをまとめました。

まとめてみましたが、インドネシア製はほぼBoden Originalしか流通していません。

Salenは若干数のみ市場に残っていますが、今後の生産状況は不明。

その一方で日本製はほとんど輸出されていないようです。

なので、個人輸入を除き、入手できるのは

Boden Original

Salen

Boden J Standard

Boden J Custom

の4シリーズとなります。

strandbergモデル種類現行品まとめ

  ボディ ボディ構造 ピックアップ 日本流通 生産国
Boden Standard バスウッド ソリッド .strandberg* designed passive 無し インドネシア
Boden Classic アルダー ソリッド custom OEM .strandberg* 無し インドネシア
Boden Fusion アルダー チェンバード Suhr 極少数 インドネシア
Boden Metal バスウッド チェンバード Fishman Fluence 極少数 インドネシア
Boden Prog スワンプアッシュ チェンバード Suhr or Fishman 極少数 インドネシア
Boden Original スワンプアッシュ チェンバード Suhr or Fishman 有り インドネシア
Salen Classic アッシュorアルダー ソリッド Suhr 有り インドネシア
Salen Deluxe アッシュorアルダー チェンバード Suhr 有り インドネシア
Boden  True Temperament 4Aメイプル+アルダー チェンバード Suhr or Fishman 無し インドネシア
Boden 6 Neck-Thru メイプル+アルダー チェンバード Suhr or Fishman 無し インドネシア
Boden J Standard メイプル+アッシュ
(2019年までバスウッド)
ソリッド 指定なし 日本のみ 日本
Boden J Custom アッシュ チェンバード 指定なし 日本のみ 日本

大まかな仕様の違いを表にまとめました。

それでは各機種をざっくりご紹介します。

Boden Standard

国内流通はありません。正確にはゴールドとシルバーの10周年記念モデルのみ流通していました。

バスウッドソリッドボディに、突板でメイプル材をトップに貼っています。

ハードテイルブリッジは.strandberg* designed passiveの2ハムバッカー。

6弦のみトレモロモデルもあり、ピックアップはSSH配列。

Boden Classic

一時日本にも少数のみ入荷していました。

ソリッドアルダーボディに、.strandberg*-design OEM pickups。

6弦モデルはSSHでトレモロ、7,8弦モデルはHHでハードテイルブリッジ。

Boden Fusion

一時日本にも少数のみ入荷していました。

チェンバード構造のアルダーボディに、ソリッドプレミアムフレイムメイプルトップ。

トレモロモデルのみで、ピックアップはHSH配列、

Neck:Suhr SSV

Middle:Suhr V60LP

Bridge:Suhr SSH+

Boden Metal

一時日本にも少数のみ入荷していました。

チェンバード構造ソリッドボディ、ソリッドメイプルトップ。

6, 7, 8弦モデルがあり、ピックアップはアクティブのFishman Fluence Modern。

Boden Prog

一時日本にも少数のみ入荷していました。

チェンバード構造のアッシュボディにフレイムメイプルトップ。

Boden Originalのトレモロバージョンですが、こちらは指板がエボニーを使用。

Boden Original

最も生産本数が多く、現在日本でも入手できるstrandberg。

チェンバード構造のアッシュボディにフレイムメイプルトップ。

6弦モデルは2ハムピックアップSuhr SSH+ & SSV、

7弦および8弦モデルのピックアップはFishman Fluence Modernを搭載。

詳細、レビュー記事はこちら

Salen

日本にも一定数入荷していましたが、最近入荷が無いようです。

テレキャスターからインスパイアされた特徴的なシリーズで、

ソリッドボディのClassicとチェンバード構造のDeluxeがラインナップ。

ボディ材もカラーによって異なります。

詳細はこちら

Boden  True Temperament

日本での流通はありません。

イントネーションが正確でコードも濁らず響く、True Temperamentのフレットを採用したモデル。

チェンバードアメリカンバスウッドに4Aフレイムメイプル。

ピックアップは6弦はsuhr、7/8弦はFishman Fluence Modern。

Boden 6 Neck-Thru

日本での流通はありません。

スルーネック構造のBoden MetalとBodenFusionがラインナップされており、

スルーネック以外はそれぞれのモデルのスペックに準じます。

Boden J Standard

フェンダーなどの生産で有名な長野県のダイナ楽器にて製造される日本製のstrandberg。

基本スペックはソリッドボディに、突板の化粧板を貼っています。

2019年までのモデルはバスウッドのソリッドボディ。

2020年7月末から出荷されているモデルでは、3mmのメイプルトップにアッシュバックというスペックになっています。

トップ材やピックアップには画一的なスペックはなく、ほぼ限定モデルといった内容。

初期ものはLace製Almitoneピックアップが搭載されていました。

6,7,8弦がありますが、極々まれにトレモロモデルが存在します。

アニメバンドリのコラボモデルBoden J6 RAS LOCK -Caribbean Light Blue- もこのBoden J Standardがベースとなっています。

コストパフォーマンスモデルのBoden RAS6はインドネシア製です。

バスウッドモデルのレビューはこちら

2020年のモデルからボディがメイプル+アッシュになりました。

Boden J Custom

同じく日本製モデル。

従来のstrandbergのスペックである、チェンバードアッシュボディ+トップ材の構造。

カスタムショップ的な位置づけで、トップ材や指板材、ネック材、ピックアップなどモデルにより様々です。

一部のモデルではSugi Guitarから木材提供されているものもあるようです。

まとめ

軽さ、コンパクトさ、独自ネック、演奏性など、一般的なギターには無い魅力のstrandberg。

国内で入手可能な4シリーズをまとめると

●Boden Original・・・汎用性が高いオールラウンダー

●Salen・・・クリアなシングルコイルPU、クリーン/クランチ向き

●Boden J Standard・・・タイト&ファット、ヘヴィ向き

●Boden J Custom・・・ルックスが最高級なオールラウンダー

という感じですね。

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