最近急に物欲がそそられまくるディストーションが出てきます。
ずっとFriedman BE-ODを使っているのですが、
その理由が、
・3バンドEQでアンプ並みのサウンドメイク
・クリーンアンプでもアンプライクなハイゲインサウンド
・ソロだけでなく、ブリッジミュートなどでリフが気持ちよく弾ける
な点です。(BE-ODは正確には3バンドではありませんが・・・)
そしてここ数か月、各ブランドから様々なアンプの替わりになりうるハイゲインディストーションエフェクターが続々と登場。
個人的にも全部欲しい!2020年に発売された4機種を価格順にご紹介します。
VOX VALVENERGY CUTTING EDGE
タメシビキでお馴染み山口和也氏によるKemperとの比較YouTube動画で発売前から注目度が高かったVALEVENERGY。
新しい構造を持ち、耐久性やサイズに優れた真空管Nutubeを搭載しており、
全4機種の中で最もハイゲインディストーションなのがCUTTING EDGE。
3バンドEQとタイトつまみによりサウンドメイクもスムーズにできそう。
エフェクターと同様の使い方ができるSTANDARD、アンプのリターン端子やパワードキャビに接続できるPRE AMP、ライン入力に最適なキャビネットシミュレータ搭載のCAB-SIMの
3モードで出力できるのも手持ちの機材に合わせやすい嬉しい設計です。
しかも今回の中で一番安い 22,000円(税込)。
数年前まではこんなアンプライクサウンドなハイゲインディストーションが、この価格ではほぼ無かったので、さすがは大手ブランドという感じです。
下の動画は、よくVOXアンプのデモンストレーションで弾いている方なんですが、ちょっと好みが合いません。。。
KarDian titania
日本のハンドメイドエフェクターブランドKarDianによるハイゲインディストーション。
今まで化学式のモデル名にレリック風筐体の5機種でしたが、このtitaniaは新しいシリーズです。
Baby MetalやIKUO氏のサポートなどでも人気のLedaと共同開発とのことでかなり期待できます。
3バンドEQに加え、ハイゲインでは欠かせないプレゼンスコントロールも装備。
L(Light)、N(Normal)、H(Heavy)の3モードでキャラクターを切替もできます。
まだサウンドサンプルなどもありませんが、初回生産分は予約で完売という人気ぶり。
筐体デザインは2種類でLeda SignatureEditionは36,300円(税込)、
通常版は28,600円(税込)とハンドメイドにしてはなかなか良心的、中身に違いは無いようです。
筐体が少し大きいのが少しだけ残念。とはいえこの音ならそんなこと言ってられない。
Mesa Boogie Gold Mine
メサブギーによる新しいハイゲインディストーション。
みんな大好きレクチのメサだから!と期待していた以前のディストーションペダル、Throttle Boxにはかなり裏切られたので、
このGold Mineにはそれを払拭してほしいところ。
コントロールは3バンドEQと最低限。
デザインがメサっぽくなくイケてないのが残念ではあります。
動画を見る限りではスロットルボックスのような、シャーシャーしたエフェクター臭いサウンドではなさそうですが、
ズンッとくるローミッドがあるかがこれだけではわかりません。
30,800円(税込)
この価格なら残念ってことは無いでしょうが、大満足できるかは油断できませんw
Jackson Audio El Guapo
Mateus Asatoシグネチャーモデル。
ディストーション4種( JCM800(Guv’nor ), RAT, suhr Riot)、オーバードライブ4種( Vintage Plexi, TubeScreamer, Timmy, King of Tone)
というスペック厨にはたまらない内容。
MIDIコントロールでディストーション/オーバードライブとの切替もできてしまいます。
Marshall JCM800とだけ聞くとメタルのリフに物足りなさそうな気がしないでもないですが、
オーバードライブとの同時掛けができしかもそれがチューブスクリーマーなら大丈夫でしょう。
というかマテウスが弾いて良い音に聞こえないわけがないんですよねw
しかし価格が 63,800円 (税込) 、ちょっと気軽に買える価格ではないです。。。
とは言えシングルコイルにもハムバッカーにも、オーバードライブでもディストーションでも間違いなく使えそうなので、
高品質な歪みをそれぞれ1台ずつ買うことを考えれば、そんなに高くない。はずです。