という方にぜひ読んで欲しい内容です。
WHOが若者の半数が難聴になると警告。我々がすべき予防とそのメリット
まずはこちらをご覧ください。2020年2月の記事です。
世界保健機関(WHO)は12日、スマートフォンなどの携帯音楽機器で長時間、大音量の音楽を聴き続けると聴覚障害になる恐れがあるとして、音量制限機能などの搭載を求める国際基準を発表した。現状では、世界の若者(12~35歳)の半数近くに当たる11億人が難聴になる危険性が高いと警告した。
WHOは「一度失った聴力は戻らないと理解すべきだ」と強調、各国政府やメーカーに国際基準に沿った規制や機器の製造を要請している
日本経済新聞 nikkei.com より引用
スマホなどでイヤフォンで音楽を聴くことに加え
バンドマンはさらに大音量にさらされていると思います。
難聴になると、健常な耳の持ち主と音の聞こえ方が変わるので
・バンドアンサンブルのバランスが崩れる
といった、バンド活動においては深刻な影響があります。
いろんな工夫をしたり、機材を導入していても難聴が原因で望むサウンドが出せていないとしたら、こんな悲しいことはありません。
爆音が心地良いのはとてもわかるのですが、難聴になってからでは元も子もありません。
WHOいわく 一度失った聴力は戻らない(治らない) ということですから。
ということで、スタジオ練習時の対策をご紹介。
イヤープロテクター Crescendo / Music EAR PROTECTOR の特徴
私はこれを使っています。
単純に音を遮断する耳栓とは違い、
本来の音質をそのままに約19dBの音圧を低減。
耳の大きさに合わせられるようイヤーチップは、ラージ&ミディアムの2種類のサイズが付属。
水洗いもでき衛生的。
専用ケース付。
ですが、キャップが回すタイプで外れずらいはずなのですが過信できず、
鍵などと一緒につけて腰からぶら下げて持ち運ぶといつの間にかキャップが取れていて紛失したことが2回あります。。。
あとはなんとなく安心できるオランダ製です。
イヤープロテクター Crescendo / MusicEAR PROTECTOR レビュー
私は左耳のみiPhoneの純正イヤフォンがしっかりはまりません。
なので、このイヤープロテクターのイヤーチップは片方をラージ、もう片方をミディアムにするとしっかり耳に入りました。
イヤフォンが普通に使える方はもちろん、耳の穴が少し小さいという方も問題なく使用できると思います。
装着したまま会話もできますのでコミュニケーションも問題ありません。
音質ですが、全く変わらないわけではないですが音がこもることもなく、違和感はありません。
むしろ爆音で今まで認識できていなかったバンドアンサンブルにシビアになれるメリットがあります。
音量で誤魔化していた改善点が見えるので向上心があるならぜひ。
シンバルなどの超高音がすっきりクリアに聞こえます。
そして長時間のスタジオ後でも耳鳴りしなくなります。
ライブの参戦側でも効果を発揮してくれます。フレーズも聞き取りやすくなります。
ちなみにこちらのCrescendoというブランドのプロテクター、シチュエーションや楽器に合わせて様々なバリエーションがあります。
ですが、普段使いはこの Musicというやつでokです。
他を試したことはないのですが、Musicで不満はないですし、他のやつは高かったりする(ドラム用は通常7千円くらいします)ので、そこまでのしなくてもいいかなと。
拘りたい方は試してみても良いかもしれませんが。
一生ものの聴力を守れる、 2千円でできる自己投資としては安すぎるマストバイなアイテムです。