DarkglassElectronics ADAM
この音を聞いてテンション上がらないわけがありません!
Darkglass Electronicsと、プログレッシブメタルバンドPeripheryの元ベーシストであるAdam “Nolly” Getgood と共同開発されたプログラマブルディストーションプリアンプ ADAM。
本体の3つのフットスイッチはプログラマブルプリセットスイッチ。
さらにこのフットスイッチは回転式。
それぞれのプリセットにはコンプ、ディストーション、IR、EQ、シグナルチェインを保存可能。
6バンドプログラマブルEQは同社Element同様のタッチスライダー式。
USB-C端子のオーディオインターフェイス機能と、ステレオバランスアウト、ダウンチューニングにもしっかり対応するチューナーを搭載。
Darkglass Electronics ADAM の 特徴
Compressor
Compressionつまみではコンプレッサーへの入力ゲインを調整し、信号をどれだけ圧縮するか決定します。
Aのフットスイッチを回転させることで5つ(4:1,8:1, 12:1, 20:1, ALL IN)の比率を選択、バイパスも可能。
Distortion
ディストーション回路の心臓部には、Nollyのフェイバリットヴィンテージ・ディストーション・ユニットが搭載されています。
Driveつまみでは歪み量を、Characterつまみでディストーションのトーンにブライトさを加えます。
Blendつまみでクリーンと歪みのブレンドを、Levelつまみはマスターボリューム。
これらの各設定はプリセットに保存することで、つまみの周りのLEDリングに表示されます。
これにより物理的なつまみの位置に関係なくパラメータの確認ができます。
Bのフットスイッチを回転させることでマイルドでアーティキュレーションが表現できるディストーションからシンセサイザーのようなファズサウンドまで、5つの特徴的なディストーションモードを切替、バイパスも可能。
日本の公式twitterいわくRAT系の歪みだそうです。
Cabinet Simulation
Impulse Response (IR)キャビネットシミュレーションに対応し、5つ保存可能。
デフォルトのIRは Nolly によりキャプチャーされています。
Cのフットスイッチを回転させることで切替、バイパスも可能。
Touch Sensitive Slider
6バンドグラフィックイコライザーはタッチ式。
それぞれ -12dB から 12dBで、左からa low shelf, 250 Hz, 500 Hz, 1.5 kHz, 3 kHz, a high shelf。
ダブルタップで0dBに戻ります。
Tuner
BとCのフットスイッチを同時押しでチューナーモード。
チューナーモードではミュートになります。
B0からA#5の5オクターブのクロマチックチューナーで、多弦ベースのダウンチューニングにも対応。
Signal Chain
AとBのフットスイッチ同時押しでバイパスされます。
ちなみにマルチバンドコンプは調整不可。
Darkglass Electronics ADAM の端子
INPUT
一般的な1/4″モノジャック。
AUX IN
ステレオミニプラグを接続し、外部音源を流しながら練習やレコーディングできます。
Bluetooth接続によるオーディオストリーミングも可能です。
HEADPHONE OUTPUT
ステレオミニプラグのヘッドフォン・イヤフォンを接続できます。
BALANCE OUTPUTS
2つのバランス出力。TRS コネクタ(チップ +、リング -、スリーブ GND)を使用して 1/4 インチバランスジャックに接続します。
モノラルプラグを使えばアンバランス出力となります。
DIRECT OUTPUT
XLRのキャノンアウト。Ground Liftスイッチも装備。
MIDI IN
BOSSなどでも使用されているステレオミニプラグのMIDI端子。
USB
タイプ CのUSB端子で、オーディオインターフェイス機能、IRのロードやソフトウェアのアップデートに使用します。
サウンド
その他
サイズ・重量
180 x 120 x 60 cm
0.7kg
今までのUltraが 125 x 96 x 57 mm なのでちょっと大きめですね。
電源
本体には400mAの表記がありますが、HPではセンターマイナス 500mA推奨とあります。
価格
公式twitterでは5万円後半くらいとのこと。
海外販売サイトでは499.99USDとあります。
他製品では429.99USDが国内51,480円なので、同じレートで換算すると
59,860円ですね。
国内市場価格は税込み 63,800 円でした。
あとは発売日が気になるところです。
一部店舗で予約受付が開始されています。
発売は2021年1月中旬頃、日本への初回入荷数が少ないらしく、納期が2月以降の店舗もありますね。