歪みエフェクターの音作りが難しい
という方のためのOD-1Xおすすめ記事です。
BOSS OD-1Xとは
BOSSコンパクトの中で型番の最後に「X」がつく製品には、「MDP」という最先端の技術が使われています。これは「Multi-Dimensional Processing」という言葉の略で、「多次元的信号処理」を意味します。
https://www.boss.info/jp/promos/mdp_deep_dive/
詳細な説明は上の公式サイトをご覧ください。
早い話が、現代のデジタル技術で良い音出します!ってことです。
BOSS OD-1Xのメリットデメリット
メリット
●どんなギターにも合う
●かんたんに音作りできる
デメリット
●電池持ちが悪い
メリット①:太く芯のあるサウンド
特に初心者の方にありがちな、しっかり歪ませると芯がなくなってしまい
バンドで鳴らすと聞こえなくなってしまうということはありません。
その理由が冒頭のボス独自の「MDP」技術です。
メリット②:どんなギターにも合う
シングルコイルピックアップのギターでも、
ハムバッカーのギターでも自然に歪みます。
メリット③:かんたんに音作りできる
あまり語られませんが、ここがイチオシポイントです。
普通のエフェクターのつまみ違い、
例えばLOWのつまみを上げると当然低音が出ますが、
こもらず迫力のある低音が出るように、同時に中域や高域を適切に調整してくれます。
HIGHのコントロールも同様に、高域だけでなく全体を自動で調整してくれるので、
直感的な音作りが可能です。
そのため音作りが苦手な方や、初めてのオーバードライブにもおすすめです。
デメリット①:BOSSにしては少し高価
SD-1が5千円、BD-2が9千円に対し、
OD-1Xは15,000円と少し高価。
セッティングの簡単さから初心者にもおすすめですが、
価格よりも品質の高いものを!という方におすすめです。
BOSSで安いものをという方はこちら↓
デメリット②:電池持ちが悪い
カタログでは
アルカリ電池=約9時間
マンガン電池=約2.5時間
とあります。ちなみにSD-1なら
マンガン電池:約60時間
アルカリ電池:約90時間
使うならパワーサプライもしくは、9Vアダプターでコンセントからの電源供給が必須です。
BOSS SD-1スーパーオーバードライブと比較
ボスの入門機としてよく売れているBOSS SD-1は
ロック系のギターソロを弾くには少しゲインが足りません。
メタル系のガッツリ歪ませたアンプを使う際のブースターとしては、程よく音像がシェイプアップするSD-1に分があります。
とりあえずオーバードライブ1台であれば、バッキングからソロまで幅広く対応できるのはOD-1Xです。
BOSS OD-1Xおすすめセッティング
全部のつまみを12時方向にしておけば良い音になるよう設計されています。
まずここから初めて、もっと歪ませたいならゲインを上げます。
スリーピースバンドならLOWを上げて迫力を出すと良いでしょう。
ソロを弾くなら少しHIGHを上げると良いです。