特徴・メリット
Deluxe Reverb直系クリーントーン
Vintage(クリーン)チャンネルは音作りが簡単
スプリングリバーブ内蔵
Burn(ドライブ)チャンネルを含む2ch
4ボタンフットスイッチ付属
真空管アンプとしては安い
メリット①:Deluxe Reverb直系クリーントーン
本数は1本だけ少ないですがプリ管は12AX7が3本と12AT7が2本、パワー管には6V6を2本とデラリバと同様。
クリーントーンはまさにDeluxe Reverbです。
フェンダーアンプの音が好きなら絶対気に入ります。
メリット②:Vintage(クリーン)チャンネルは音作りが簡単
ビンテージチャンネルは、ボリューム、トレブル、ベースの3つのつまみとFatスイッチのみ。
好みの音へ最短で調整できます。
ミドルつまみすらありませんが、ファットスイッチをonにするとミッドブーストとなります。
カッティングなどではFatスイッチoff、
クリーンリードではFatスイッチonがおすすめ。
メリット③:スプリングリバーブ内蔵
ロングスプリングリバーブを内蔵しています。
1ノブで残響を調節します。
デジタルモデリングとは一味違うスプリングリバーブは絶品です。
メリット④:Burn(ドライブ)チャンネルを含む2ch
Fenderアンプには珍しいドライブチャンネルにも切替可能。
こちらはトレブル、ミドル、ベースの3バンドEQに加えて、
ゲインつまみが2つあります。
このふたつのバランスで歪みの質感をコントロールすることで、
クランチやブルージーなトーンから、ギターロックに最適なドライブトーンに対応できます。
メリット⑤:4ボタンフットスイッチ付属
この多彩な音色切替は付属のフットスイッチでも可能。
・クリーン/ドライブチャンネルの切替
・Fatスイッチのon/off
・リバーブのon/off
・センドリターン端子のon/off
ジャンルによってはアンプ直結でいけそうです。
メリット⑥:真空管アンプとしては安い
正規品で183,150円、サウンドハウスで13万円くらい。
22Wながらかなりの音圧と音量が出せるので、レコーディングからライブにまで使えるチューブアンプとしてはコスパ高い方です。
デメリット
歪みはメタル一歩手前まで
デメリット①:重い
チューブアンプの宿命、しかもコンボだとスピーカーの重量も加わり
SuperSonic 22 Comboは18.2kg。
持ち運ぶ際には車は必須です。
デメリット②:歪みはメタル一歩手前
フェンダーアンプを使いたい人にメタルまでやりたい人は少ないでしょうが、
ゲインをフルアップしてもメタルができるほどではありません。
ロックと括られるレベルなら歪みが足りないなんてことはないでしょう。
Deluxe Reverb比較
Super Sonic 22 Combo | ’65 Deluxe Reverb | |
プリ管 | 3 x 12AX7, 2 X 12AT7 | 4 x 12AX7, 2 x 12AT7 |
パワー管 | 2 x 6V6 | 2 x 6V6 |
スピーカー | 12″ Fender® “Lightning Bolt” Design by Eminence® | 12″ Jensen® C12K with Ceramic Magnet |
チャンネル | Vintage / Burn | Normal / Vibrato |
サイズ | 44.5 x 21.6 x 61 cm / 18.2kg | 44.5 x 24.13 x 62.2 cm / 19.05kg |
正規品価格(税抜) | 166,500円 | 171,000円 |
リイシュー版の ’65 Deluxe Reverbとの比較です。
大きな違いはチャンネルの違いですね。
デラリバはクリーンチャンネルとビブラートチャンネルの切替です。
もちろん味のあるトレモロですが、多くの人が歪みの方が使いやすいのではないでしょうか。
また、クリーンチャンネルもスーパーソニックの方にはファットスイッチがあるため、太く芯のあるクリーンと切替ができるのもポイントです。
そしてスーパーソニックはブラックとアイボリーの2色展開。
2007年に発売した製品ですが、移り変わりの激しいフェンダー製品においても長く発売されているのは評価が高く、セールスも好調である裏付けです。