AriaPro2 PE-480 レビュー

特徴・メリット

薄めのボディ

音作りの幅が広い

高いポジションでも弾きやすい

薄めで軽いボディ

レスポールにも似たシングルカッタウェイですが、レスポールよりもボディが薄く軽いので持ちやすいです。

ボディの裏は体にフィットしやすいコンターも施されています。

重量は3.3kg前後くらいで、一般的なストラト(約3.5kg)よりも軽いものが多いですね。

トップ材にはキルトメイプルの突板が貼ってあり、ルックスも高級感があります。

音作りの幅が広い

太い甘めのクラシックなハムバッカーを2基搭載。

一般的なハムバッカーよりはパワーが低いですが、歪ませればロックもできます。

さらに小さなスイッチが2つが搭載されており、コイルタップが可能。

ハムバッカーのコイルを1つだけ使用することで、シングルコイルピックアップのようなスッキリしたサウンドに変化します。

これにロックからポップスまで色々使えます。

高いポジションでも弾きやすい

レスポールだと分厚く弾くのが少し大変なハイフレット部分も、

滑らかに仕上げたヒールレスカットを施してあるので、高い音も難なく弾けます。

デメリット

弦交換の手間

SPT bridge & QH tailpiece
独特な形状のこのブリッジはチューンオーマチックより、オクターブ調整の幅が広いのが特徴です。幅広いオクターブ調整に対応します。テイルピースにはボールエンドを引っ掛けるだけ、弦交換が簡単なQHテイルピースを採用しています。

http://www.ariaguitars.com/jp/items/electric-guitars/pe/pe-480/

公式にはボールエンドをひっかけるだけで弦交換が簡単とありますが、

個人的には普通のレスポールよりも、ちょっと面倒に感じます。

とはいえサウンドや演奏面においては特に悪いわけではありません。

価格相応の演奏性

初心者向けギターとしては十分なクオリティ=ギターのせいで挫折するレベルではありませんが、

ナットの調整やフレットのすり合わせのレベルは価格相応です。

とは言え、ミディアムスケールでフレットの間隔が少し狭く、弦の張力も少し弱いので、

下手なストラト系の初心者ギターより弾きやすいのもおすすめポイントです。

まとめ

・高級感のある木目と鮮やかなカラーでルックスが好き。

・ロックで図太い音も良いけど、歌のバックで聞こえる歯切れの良い音も捨てがたい。

・ネックが短めで左手に優しいギターが欲しい。

という方におすすめ。

ストラトやレスポールよりも、PRS SE Custom24の系統に近い特徴も多いので、PRSのような万能ギターが欲しいけど、価格が高く感じるという方にもおすすめです。

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