初心者の方は特に、弦を押さえる左手の指が痛くなると思います。
その悩みを解消するための商品がこちら
ストリングガード
中身はシリコンのシートで指に巻き付けて使用することで
押弦時に弦が指に食い込まず、痛くならない
というもの。
しかも繰り返し使えて
汗が弦につきづらいから、錆びの防止にも
と良い事づくめのような気がしないでもないですが、
個人的にはおすすめしていません。
なぜなら
ギターを挫折しない唯一の方法とは?
フェンダー社いわく、ギターを始めて1年間続く人の割合は
なんと1割と言われています。
ギターを挫折しない唯一の方法は
辞めないことです。
辞めないこととは、弾き続けること。
毎日なら良いですが、1週間に数回でも毎週弾いていればうまくなります。
そこで、指が痛くならないこの商品を!
ってことなんでしょうが、そこが落とし穴。
ギターが続けられない理由って
本当に左手の指が痛いからでしょうか?
たぶん、それって少数派です。
ギターを練習しよう!と気合をいれて弾く方がいずれ弾かなくなります。
それよりもなんとなく毎日ギターを手に取って
いつも同じコードを押さえようとしている。
こっちの方が正解です。
つまり、指が痛くならないようにこれに頼るのではなく、
ギターを手に取るまでのハードルを下げておくことが大事です。
毎回弾く前にこんなものを指に巻くなんて
ギターを弾く前の障害を増やして、その準備が面倒くさく感じて
結局弾くのをやめてしまうのが想像できてしまいます。
逆にこれを使わないと、指が痛くてしょうがない・・・
という方は、初心者だからとかあなたのせいではなく、
ギターが粗悪なだけの可能性が高いです。
どちらかというと精神論みたいですが、以外と大事です。
わたしも10年以上ギターを弾いていますが、学生時代のように毎日弾いていません。
それでもうまくなりたいので、家でもギターを演奏する機会を増やすために、
すぐに音を出せるようにしておくなど工夫して、少しの時間でも触るように意識しています。