さびた弦を使い続けるとどうなる?弦の寿命【弦交換の時期】

  • 2020年3月17日
  • 2023年3月5日
  • Tips

いつ弦交換をすれば良いか

人の手の汗や皮脂は個人差があるので、

弦がサビやすい人、サビにくい人がいます。

おおよその目安は1ヶ月から長くても2ヶ月です。

わかりやすいのは1弦をつまんでなぞった時に

折れ目があると交換時期です。

先に申し上げた、ザラザラまでいくと手遅れです。

すぐに交換して下さい。

初心者の方には

「弦が切れていなくても交換しなければならないの!?」

と、驚かれることも珍しくありませんが、その理由がこちらです。

さびた弦を使い続けてはいけない理由

コストパフォーマンスが悪くなる

さびた弦を使い続けると、フレットが削れてしまいます。

さびた弦を指でなぞるとザラザラします。

弦を弾いた時に振幅するので、このザラザラがヤスリのように働き、フレットを削ります。

フレットが削れ過ぎると、隣のフレットと高さに差ができてしまうため音が詰まってしまいます。

これを修理するにはフレットのすり合わせ、もしくはフレットの打ち直しが必要です。

これらは個人では困難な修理で、リペアマンに依頼すると数万円はしてしまいます。

結果、定期的に弦交換をする方がコストがかかりません。

音感や音作りが上達しない。

さびた弦は太さが均一でなくなるので、

振動が不安定になり、正しくチューニングしても音程がブレやすくなります。

そんなギターで練習を続けると、当然音感が悪くなります。

また、サビた弦は音がくぐもってしまいます。

例えば抜けを良くしたいと思って、アンプのトレブルを上げてもハイは抜けてきません。

思ったようなサウンドメイクができなくなったり、

弦の調子が良い時、悪い時でセッティングの仕方が変わるので、

自分の音作りのセオリーみたいなものが見に付きづらくなります。

弦交換がかんたんにできる便利グッズ

それでも弦交換をたくさんしたくないという方へ

コーティング弦という圧倒的に錆びづらい弦が存在します。

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