Baby Metalの活躍でもおなじみの大村孝佳氏プロデュースによる、新しいコンセプトのギター
GrassRoots SN7-68TO
通常サイズから89%のダウンサイズ化と、
648mmスケールの2フレットからの長さを採用した、577mmスケールという
ミニギターというには大きい、ショートスケールよりは小さいというなんとも絶妙なサイズ感。
しかも7弦ギターで、です。
ナット幅は通常サイズのシグネチャーモデルと同じ46mm。
ジョイント部はヒールレスカットでハイフレットも弾きやすさを考慮したスペックになっています。
正直、個人的には7弦ギターとしてはどうかなぁという印象です。
ただでさえ、7弦はローBという低い音程で、弦の振幅も大きくなりがち。
つまり音程が不安定になる要素が大きいです。
これを、スケールを長くすることで音程の安定を図るギターが多く開発されているのが現状です。( ちなみに多くのマルチスケールもそういったコンセプト。 )
それをショートスケール以下のスケールで7弦の音程を安定させるのは、かなり難しいなという感じ。
7弦ギター自体が初めてという方はもちろん、7弦ギターを普段から使われている方にもより多弦への不安や抵抗を解消してくれるギターとなっています。多弦ギターに一歩踏み出したいというあなたに自信を持ってオススメします!
https://espguitars.co.jp/artists/3451/#content_area より引用
というコンセプトのようですし、初心者向けとは言ってもこのメタリックピンクのルックスは完全にファン向け仕様。
なので、ピッチがどうこうとか細かいことは気にする前に、
大村さんを見てギターを始めよう!という方、中には女性も多そうですし、
BABY METALに感化されたキッズたちのため、
よりギター人口を増やそう!というギターとしては素晴らしいとは思います。