・ギター/ベースそれぞれのアンプを持つのは邪魔
・できるだけ安くエフェクター、USBオーディオインターフェイス、リズムマシンをそろえたい
という方はもちろん、全ギタリスト、ベーシストにおすすめの超便利アイテムがこのMighty Plug(マイティ プラグ)です。
Mighty Plug 特徴・メリット
全52種エフェクター・モデリングアンプ
Bluetoothアプリ対応
USBオーディオインターフェイス
リズムマシン機能
自宅練習用の機能が全て詰まって安い
特徴①:ギター・ベースに対応
ギターのジャックにMighty Plugを挿すだけで、イヤフォンからリアルなサウンドを楽しめます。
VOXのamplugではギター用とベース用で製品が異なりますが、
Mighty Plugではギター/ベースどちらにも、さらにエレアコやウクレレにも使用できます。
特徴②:全52種エフェクター/モデリングアンプ
ギター用、ベース用、アコースティックシミュレータそれぞれを合わせると
合計 13種類のアンプモデリング、20種類のIR(キャビネットシミュレータ)、19種類のエフェクターを内蔵しています。
サウンドのクオリティもかなり高いです。
特徴③:Bluetoothアプリ対応
音源とジャムったり、アドリブの練習に最適な機能。
スマホ内の曲を再生したり、YouTubeの音源を流しながら同時にギターを弾いくこともできます。
スマホやタブレットとBluetooth接続し、iOS/Android両方に対応する専用アプリ”MIGHTYAMP”を使用することで、アンプやエフェクターのセッティングや、
後述のリズムマシンなどの操作を行います。
特徴④:USBオーディオインターフェイス
micro USB端子を装備しており、PCとつなぐことで録音が可能。
思いついたフレーズのメモとしてや、DAWに挑戦するはじめてのオーディオインターフェイスとしても良さそうです。
注意点としては、1m以上のそれなりに長いUSBケーブルを使用しないと、弾きにくくなりそうです。
ケータイの充電ケーブルでは短いかもしれません。
特徴⑤:リズムマシン機能
専用アプリ内にメトロノームや、様々なジャンルのリズムパターンを10種内蔵。
YouTubeなど使えるので個人的にはメトロノーム以外は使わないかなと思います。
特徴⑥:自宅練習用の機能が全て詰まって安い
スピーカーすら無いギターアンプ(?)という最小サイズながら、
多数のモデリング音色やBluetooth接続、USBオーディオインターフェイス機能を備えながら、
市場相場価格は7,480円!
すでにギターアンプを所有している方の練習用ツールとしてはもちろん、
まだアンプを持っていない人も、下手なギターアンプを買うより、長くも使えるし便利かもしれません。
Mighty Plug デメリット
音質は使うイヤフォン・ヘッドフォンに依存する
デメリット①:充電式バッテリーの時間が短い
電源は充電式バッテリーで便利ですが、仕様上の駆動時間は約3時間。
ギター製品としてはやや短いので、使い終わるたびにこまめな充電の必要はありそうです。
デメリット②:音質は使うイヤフォン・ヘッドフォンに依存する
Mighty Plugに限った話では無いですが、意外と見落としがちなポイントです。
どちらかと言えばイヤフォンよりヘッドフォンの方がおすすめです。
特に低音域が重要なベースで使うならマストでヘッドフォンです。
すごくざっくり言うと、イヤフォンよりヘッドフォンの方が大きい=低音域を再生しやすいということです。
本来はMighty Plug自体の音質もなかなかレベルが高いのですが、音の出口となるところに100均のイヤフォンなんかで使うと残念な音にしかなりません。
ちなみに意外とiPhone付属のイヤフォンは悪くなかったりします。
BOSS Pocket GTとの違い比較
NUX Mighty Plug | BOSS Pocket GT | |
エフェクト数 | 52 | 100以上 |
ベース対応 | 〇 | △ |
チューナー機能 | × | 〇 |
パッチ(音色)自動切換 | × | 〇 |
センターキャンセル | × | 〇 |
USBオーディオインターフェイス | 〇 | 〇 |
Bluetoothアプリ | 〇 | 〇 |
価格 | 8,800円 | 26,400円 |
BOSS Pocket GTの詳細レビューはこちら
どちらもスピーカー無し、ヘッドフォン専用練習ツールですが機能面で言えばPocket GTの方が優れています。
しかしベースに関してはPocket GTは専用モデリングアンプは無く、ローランド公式はフルレンジモードでの使用を推奨しており、ギターと比べると圧倒的に魅力が減ります。
しかもMighty PlugはそのPocket GTの3分の1以下の価格!
・パッチ自動切換、センターキャンセルは必要ない
・ベースで使いたい
・安く済ませたい
という方にはMighty Plugがおすすめです。
FenderからMustang Microという同タイプの製品が登場しました。
実際のところ機能的にはそれなりに違いがあります。
詳しくこちらの記事をご覧ください。
エフェクト数の増加や、配信に便利な機能が追加されたMighty Plug Proが2022年10月上旬に発売。