本国MXRオフィシャルサイトにて掲載されているナッシュビルのペダルビルダー”ポールコクレーン”氏のインタビューです。
本国Dunlopサイトより引用
http://lifestyle.jimdunlop.com/mxr-timmy-overdrive/
MXR Timmy Overdrive
MXRチームは新鮮な視点を求めるために、社外の先進的なデザイナー達とコラボレーションすることを恐れません。
近年では、日本のShin’s Musicの鈴木伸一氏と Raijin Drive 及び Shin-Juku Drive を、イタリアのCarloSorasio氏とIl Torino Overdrive 及び Il Diavolo Overdriveを、Ryan Ratajski氏とBass Distortionといった製品を完成させています。
2020年、エキサイティングなMXRとの最新コラボレーションが、ナッシュビルのペダルビルダ ー Paul CochraneとのMXR Timmy Overdriveです。
1997年、ポールはファーストコールセッションプレイヤーや、ロックスターのためにプロ仕様のアンプとペダルを作っていました。
多数のプレイヤーのペダルボードの秘密兵器としてTimmy Overdriveは人気を博していた素晴らしいデザインに感銘を受けたMXRチームが、2018年に共同開発しないか働きかけました。
すぐに、選定されたLF353オペアンプとハイファイな信号、ハイゲイン、ハイアウトプットという巧妙に設計された回路を完全に補完した、Timmy OverdriveをMXRのミニサイズペダルの中に収めるため、共同制作にとりかかりました。
完成品は通常のペダルの数分の1のサイズで、機材の個性を保ったまま、演奏のダイナミクスに反応しするエフェクターを求めるプレイヤー必携のペダルです。
Timmy Overdriveの起源と、どうやって作り始めたかのインタビューです。
MXR「他のプレイヤーと自分自身両方のために、どうやってペダルを作りましたか?」
Paul「私の父はエアフォースの電気系統を教え、遊ぶために家にパーツを持って帰ってきました。
それが、ヒースキット(ヒース社は、電子テスト装置、ハイファイオーディオ、テレビ受信機、アマチュア無線機、ロボット、初期の自動車用の電子点火装置や影響を与えたHeath H-8、H-89、H-11という趣味向けのコンピュータを、購入者が組み立てるキットで販売していた。;wikipediaより引用)で遊び、最終的にはギターや周辺機器を分解して元に戻したりすることを導きました。
MXR「どうやってTim と Timmy Overdriveの着想を?」
Paul「私が初めてTim OverDriveを作ったのは自分が必要とするペダルだったからです。誰も私が求めている – Marshall Plexi Super Bassをクリーンにブーストするもの – を作っていなかったからです。
私のストラトのリアピックアップに切り替えた際もサウンドを犠牲にすることなく、フロントピックアップでのウッディでウォームリードトーンが得られること、
それはミッドにフォーカスしたダーティなブースト(注:おそらくチューブスクリーマーを指して)とは対照的に、ダーティにもできるクリーンなぶーすとを意図しています。
そして、冗談のつもりでモンティパイソン(イギリスのコメディ番組)の魔法使いティムから名前を付けました。
Timmy Overdriveは顧客の要望であるTimをより合理的にスケールダウンしたバージョンとして2004年に誕生しました。」
MXR「あなたの作るギアのサウンドはどのペダルビルダーやプレイヤーから影響を受けましたか?」
Paul「すべての他のビルダーが出しているものは尊敬していますが、私にインスピレーションを与えた特定の人物はいません。私はただ市場に存在しなかった自分に必要なものを作っただけです。
とは言え、私は AC/DCのリズムトーンとエリックジョンソンのリードトーンを愛するマーシャル野郎です。そのサウンドが私に製作のインスピレーション与えたとも言えますね。」
MXR「TimまたはTimmy Overdriveによる最もスリリングな体験はなんですか?」
Paul「私がナッシュビルラジオでDr Zと Tim や Timmy で作られたギターのトーンを聞いたときは誇らしくなりました。また誰かが彼らはボードに10年間も入れていおり、一度も外したことはないと教えてくれた時は、いい気分でした。
わたしのフェイバリットバンドである Rush 。そのニールパートがVertivcal Horizeonでプレイし、Matt ScannellがHeritage Colonial ampとTimmy Overdriveを使用し、私の機材がニールが参加したレコードのトーンを聞いた時は、最高の気分でした。」
発売が楽しみですが、日本でも2月発売予定とされていましたが、現在も輸入代理店には入って来ていないようです。。。。
※4月4日更新
ついに国内入荷しました!
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