アコギ本体のみでエフェクトがかけられるYAMAHAのTransAcoustic(トランスアコースティック)が登場した時は衝撃的でしたが、
今回それを超える機能を備えて新しいギターが、フランス発のブランドLAG Guitarsより登場しました。
HyVibe System(ハイヴァイブ)はヤマハトランスアコースティックのようなエフェクトに加え、
ルーパーやメトロノーム、Bluetoothスピーカーをアコギ本体のみで実現しています。
HyVibe System特徴
エフェクター内蔵
チューナーメトロノーム搭載
Bluetoothスピーカー機能
その他の機能
特徴①:ルーパー内蔵
HiVibeシステムを搭載したギターのみで、ペダルやアンプを使用せずにルーパーが使用できます。
ペダル型ではないので演奏しながら再生/停止はできません。
事前にテンポと小節数を選択し、スタートボタンを押すとカウントの後、録音開始、小節数に達するとループします。
特徴②:エフェクター内蔵
リバーブ、エコー(ディレイ)、トレモロ、コーラス、フェイザー、ピッチシフター、ディストーションを内蔵しています。もちろんこれらもスピーカー無しで実現しています。
エフェクトの設定は本体に保存も可能。
スマホの専用アプリで操作や、今後のアップデートもあるようです。
特徴③:チューナー・メトロノーム搭載
一般的なエレアコ同様チューナーはもちろん内蔵。
さらにルーパーや練習に便利なメトロノームまで搭載。
本体でテンポの設定ができます。
特徴④:Bluetoothスピーカー機能
ギターアンプでは当たり前になってきたBluetoothスピーカー機能ですが、アコギに搭載されたのはなかなか衝撃的です。
スマホで再生した音源がアコギから聞こえてくるのは面白いですね。
もちろん、音源を再生しながらギターが弾けますので
ジャムやアドリブの練習、カラオケ音源を流してのパフォーマンスにも使えそう。
特徴⑤:その他の機能
接続端子はアンプに接続するアウトプットに加え、インプットジャックも装備。
アウトプットからルーパーペダルへ接続しギター側のインプットに戻せば、アンプ無しでドラム入りルーパーでのパフォーマンスも可能。
電源は充電式リチウムイオンバッテリーが内蔵されています。
ラインナップ・価格
TRAMONTANE HYVIBE 10 THV10DCE
カッタウェイ付きのドレッドノートサイズ。サテン仕上げ。
シダー単板トップにKhaya(カーヤ、アフリカンマホガニー)サイドバックのモデル。
販売価格で10万円前後くらいです。
TRAMONTANE HYVIBE 30 THV30DCE
カッタウェイ付きのドレッドノートサイズ。グロス仕上げ。
ベアクロウの入ったシトカスプルース単板トップにフィギュアドボコーテサイドバックのモデル。
販売価格で16万円前後くらい。