Fractal Audio Axe-Fx III の小型版FM3が 遂に日本上陸!
ほとんどの機能、サウンドは引き継いでいますが、一部機能がありません。
詳しくは 「Axe-FX IIIとFM3比較」の項。
主な特徴
・3フットスイッチのコンパクトフロアユニット
・3コア Griffinプロセッサー+ディスプレイ用GPU
・真空化アンプのサウンドとフィーリングを備えた何百ものモデル
・保護エンドキャップとハンドルが付いたスチール製シャーシ
・Axe-Fx IIIのために開発されたARESアンプ・モデリング搭載
・使いやすいフロントパネルインターフェイスと無料のFM3エディットソフト
・2,200を超えるAxe-Fx III同様のIR、1,024のユーザー用スロット
・超ローノイズインプットと、XLRステレオメインアウト
・Axe-Fx IIIをベースにしたマルチエフェクト機能
・追加のin/out、ヘッドフォン端子、S/PDIF端子
・妥協のない音質と信頼性ある強度
・4in/4out USBオーディオインターフェイス、2つの外部スイッチ・ペダルの追加端子、MIDI in out through端子
・柔軟性に優れた3ボタンフットスイッチ
・グラフ表示とバーチャルストロボ表示の見やすい精密チューナー
・FASLINK II端子は、最大2台のFC-12/FC-6コントローラを追加可能
・アップグレード可能なファームウェア
Axe-Fx IIIと同様のARES AmpModelingを採用。
ウォームなクリーン、真空管のようなタッチのオーバードライブから、モダンディストーションまで、
265以上のモデリングアンプを搭載。
インパルスレスポンス(IR)はAxe-Fx IIIから受け継がれた2,200以上のファクトリープリセットと、
サードパーティ製IRも追加できる1,024のユーザー用スロット。
ドライブペダル、ディレイ、リバーブ、コンプレッサー、EQ、フェイザー、フランジャーなどの空間系、ルーパーなどのエフェクトも搭載。
サウンドプリセット
サイズ
サイズは281mm(幅)× 103mm(高さ)× 236mm(奥行)
重量 3.22kg
かなりコンパクトでライブやスタジオなどにも持ち運びやすいサイズです。
Axe-FX IIIとFM3比較
DIMENSION の 増崎孝司 氏によるリアンプでの比較動画
以下 https://wiki.fractalaudio.com/ からの引用です。
Axe-FX III | FM3 | |
ポータビリティ | 3Uラック | フロアタイプ |
イン/アウト | 2 x Secret Sauce IVアナログサーキット | 1 x Secret Sauce IVアナログサーキット |
ヘッドフォン | 〇 | 〇 |
メインアウト | XLR、標準フォン | XLR |
追加In Out | 3 x ステレオ | 1 x ステレオ |
デジタルIn Out | SPDIF or AES(選択) | SPDIF |
コントロール | 同じ | 同じ |
パフォーマンスページ | 有り | 無し |
Value wheelスイッチ | 有り | 無し |
CPU性能 | FM3より高い | ディレイブロックはアンプモデリングとコアDSPと共有 |
Global Blocks | 有り | 無し |
IR | 2 Cabブロックに各4x IR | シングル Cab ブロックに 2 x IR |
IRプリセット | 同じ | 同じ |
IRユーザースロット | 2048 | 1024 |
USBオーディオインターフェイス | 8 in 8 out | 4in 4out |
国内価格 | 385,000円 | 187,000 円 |
FM3にはVocoder, Crossover, Tone Match, IR Capture, Real-Time Analyzer, IR Player機能がありません。
Axe-FxIIIでは4つのブロックがあったのに対し、FM3では2つのドライブと2つのディレイなど、特定のブロックのインスタンスが少なくなっています。
FM3とAxe-Fx IIIのエフェクトブロックのチャンネル数は同じです。
リバーブのデフォルトは、FM3ではノーマル・クオリティ、Axe-FxIIIではハイ・クオリティに設定されています。
FM3はAxe-Fx IIIに比べてルーパーブロックでのループ時間が短くなっています。
FM3には、バイアス・トレモロ、インプット・ダイナミクス、ダイナミック・プレゼンス/デプスなど、FM3では利用できないAmpブロック機能があります。
一部機能は制約がありますが、一般的なほとんどのユーザーはFM3で事足りると思います。
20万円の差がありますからね。。。
宅録環境などでラックに収めたい!とにかくフラッグシップが良い!金に糸目は付けない!という方はAxe-FxIII、
そうでなければFM3で良いと思います。
FM3は8月下旬発売予定、初回は品薄ですのでお早めのご予約をおすすめします。