次世代アクティブピックアップFishman Fluenceを搭載したコスパの高いメタルコア向けギターをご紹介します。
2020年仕様でこのピックアップが搭載されており、ご存じない方も多いと思います。
FGN JMY2-ASH-E 特徴
日本製
Fishman Fluence搭載
出荷時ドロップCセッティング
コスパ最高
日本製
フジゲン(Fujigen)は現在は高価格帯のIbanezを初め、G&L、島村楽器ブランドのHistory、Cool Zを製造しています。
長年の歴史からもフェンダーなど数多くのブランドを手掛けてきたため技術力も十二分。
FGNはそのフジゲンのファクトリーブランド。
日本製らしくフレットエッジ処理なども滑らかで、弾きやすいです。
加えてサイズが大きなジャンボフレットのため、
少ない力で弦を押さえられ、速弾きにも最適です。
Fishman Fluence搭載
本機最大の特徴がピックアップFishman Fluenceを搭載している点です。
アクティブピックアップですが、王道のEMGのような硬さが無く、
ナチュラルでありながらハイパワー&ノイズレスという次世代アクティブピックアップです。
またこのJMY2ではトーンをプッシュ-プルでピックアップのVOICE切替が可能。
VOICE 1 はタイトでアグレッシブなサウンド、
もう一方のVOICE 2 モードはローゲインでパッシブライクなサウンドと、
ハイゲインでもクリーンでもEMGよりも音作りしやすく扱いやすいピックアップです。
出荷時ドロップCセッティング
なんと工場出荷時で、ダダリオEXL116 (.011-.052)という太めの弦をセットし、
ドロップCチューニング(全弦1音下げ+6弦のみさらに1音下げ)にセットアップされています。
現在主流のメタルコアやラウドロックでは定番のチューニングで、
まさにこれ系が好きなギタリストにはうってつけのモデルです。
全弦1音下げやドロップCで使う場合は、10-52ゲージの弦でも大丈夫です。こちらの方が手に入りやすいですし。
レギュラーチューニングにする際はネック調整は必須でしょう。
コスパ最高
メーカー希望小売価格で¥139,000 (税抜)。
このFishman Fluemceを最初から搭載しているギターでは市場最安クラス!
フジゲンは工場自身のブランド(ODM)なので、ブランド料や中間マージンが無く、他のブランドものに比べても安いです。
FishmanFluenceはセットで3万円前後という高価なピックアップなのでコスパの高さがより際立っています!
韓国製が10万円以上が当たり前の現在において、これは日本製ですから余計にすさまじい。
サウンド動画
タメシビキでおなじみの山口和也さんのデモンストレーション。
リフでゴリゴリするのも気持ち良いギターです。
Ibanez S61AL 比較
同じく実売価格12万円前後でありながら、Fluenceを搭載するギターです。
FGN JMY2-ASH-E | Ibanez S61AL | |
製造国 | 日本 | インドネシア |
コントロール部 | Voice切替 | Voice切替+コイルタップ可能 |
ボディ材 | Ash | Flamed Maple top/Nyatoh body |
ネック材 | 5pc Maple/Walnut | Panga Panga/Walnut neck |
ピックアップはいずれも同じですが、使われている木材でサウンドのキャラクターが異なります。
Ibanez S61ALのボディ材ナトーはマホガニーに近い代替材、パンガパンガはウェンジに近い重硬な木材です。
FGN JMY2がややドンシャリ傾向、Ibanez S61ALの方がローミッドが出てくる感じです。
いずれもGOTOH製ロック式ペグで弦交換がかんたんなのもうれしいポイント。
ネックシェイプもどちらも比較的薄めです。
作りの丁寧さはFGN
サウンドバリエーションの幅広さはIbanez(スイッチを追加すればFGNもコイルタップ可能)
というところで、あとは 音と見た目は好みの問題電源すね。
まとめ
Fishman Fluenceを搭載したギターはまだ市場にも少ないので、
モダンなメタルコア/ラウドロックギターをお探しの方、
初めてのギターからの買い替え、
REC用のメタル系サブギターにもおすすめです。