BOSS KATANA-MINIレビュー【Blackstar FLY3比較】

●デスクトップ練習用ミニアンプ

●野外への持ち出し

●クリーンからハイゲインまで

これを1台で満たすアンプをお探しの方におすすめ、定番ミニアンプKATANA-MINIのレビューです。

KATANA MINI 特徴・メリット

①:特徴・メリット

②:重量1.2kg 小さい軽い

③:7Wの大音量

④:アナログ回路の3ch仕様

⑤:3バンドEQ搭載

メリット①:重量1.2kg 小さい軽い

重量はわずか1.2kg!さらにサイズは230 mm x 116 mm x 181 mm。

アンプとしてはかなり軽量コンパクトサイズです。

見た目は少しチープですが、プラスチック筐体による軽量さということで目をつむりましょう。

さらに単三電池6本で駆動します。

メーカー公表の電池の連続使用時間はアルカリ電池で約7時間とそこそこ長持ち。野外での使用にも便利です。

別売9Vアダプターでも駆動しますが、機動性の高さから充電池で使っている方も多いです。

メリット②:7Wの大音量

ミニアンプの中では最高クラスの7W出力のため音量がしっかり出ます。

環境が許すならギターの生音が邪魔にならないほど音量が上がります。

逆に賃貸アパートなどで大音量を出せば近隣の迷惑になるほどです笑

この点もまた電池駆動で野外に持ち出すアンプとしても安心。

小さいアンプは音量も小さいものがほとんどですので。

メリット③:アナログ回路の3ch仕様

同様に音質もミニアンプの中では最高クラス。

デジタルモデリングではなく、アナログによる歪み回路によりクリーン、クランチ、ディストーションそれぞれわざとらしさがない自然なサウンド。

クリーンモードは温かみのあるナチュラルなサウンド。

練習用トランジスタにありがちなカチカチなクリーンではありません。

クランチモードはカッティングやブルースに最適なクランチ、ロック系には十分なオーバードライブまで歪みます。

ブラウンモードはハードロック/メタルにも対応するハイゲインチャンネル。

粒は細か過ぎず、適度に厚はありリフにもリードにも使えます。

ゲインが高く、ギターの出力が低くても12時方向でもガッツリ歪みます。

メリット④:3バンドEQ

たいていトーンコントロールひとつのミニアンプが多い中、本機はベース、ミドル、トレブルの3バンドEQを完備。

トーンひとつでは難しいサウンドメイクが可能で、幅広いジャンルに対応できます。

またディレイも搭載しており、リードはもちろん、

タイムを短めにリバーブ風にして広がりのある音にするのも気持ち良いです。

デメリット

デメリット︰プレゼンスが足りない

アナログ回路による温かいサウンドキャラクターである一方、

特にクリーンやクランチではもう少しクリアさや、鋭さが欲しいと感じる方もいらっしゃいます。

好みの部分が大きいかもしれませんが、これだけは3バンドEQをしても出しづらい部分ではあります。

Blackstar FLY3 Bluetooth 比較

blackstar-fly3

最も競合する機種はコレでしょう。

KATANA MINIFLY3
出力7W3W
チャンネルClean, Crunch, BrownClean, OverDrive
EQBass, Middle, TrebleISF
ヘッドフォン〇(ステレオミニプラグ)〇(ステレオミニプラグ)
AUX IN〇(ステレオミニプラグ) 〇(ステレオミニプラグ)
Bluetooth×
サイズ230mm x 116mm x 181mm 170mm x 126mm x 102mm
重量1.2kg0.9kg

出力、チャンネル数、EQの細やかさはBOSS KATANA MINIに軍配が上がります。

特にメタルができるほどのハイゲインはKATANA MINIが圧勝。FLY3だとピックアップの出力によってはゲインを最大にしても、がっつり歪まない場合があります。

とはいえ、FLY3もミニアンプの中では群を抜いて良い音質です。

一方、FLY3 Bluetoothのメリットは軽量さとサイズが小さい点

そして何より名前の通り、Bluetooth接続によるオーディオの再生がメリット。

KATANA MINIでは有線にてプレイヤーと接続する必要があります。

場合によってはBluetoothトランスミッターをそこに接続すれば無線接続も可能ですのでお試しください。

サウンドの比較

上の方が良い音で録れていますが、下の質感の方が実際の音に聴覚上近いです。

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