ギタリストのためのKindle Unlimited ギターマガジン・教則本
・Kindle Unlimitedをギタリスト目線でどうなの?
・Kindle Unlimitedのおすすめギター教則本が知りたい
という方のための記事です。わたしもここ1年ほどKindle Unlimitedを利用しています。
Kindle Unlimitedの内容
Amazonの電子書籍サービスKindle(キンドル)は
スマホ(iPhone/Android)、タブレット(iPad/Android/Fireタブレット)、パソコン(Mac/Windows PC)で読める電子書籍。
Kindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)は月額980円(税込)で200万冊以上!(2021年4月現在)が読み放題になるサービスです。
雑誌でも1,000円弱、教則本なら1冊2,000円前後も当たり前なのに、です!
一度に10冊までダウンロード可能。ダウンロードしておけばオフラインでも読めます。
10冊を超える場合は、どれか1冊を削除するだけで無限にダウンロードできます。
検索キーワード「ギター」で読み放題対象タイトルは2,000以上。
料金
Kindle Unlimitedの利用料金は月額980円。
Amazon プライム会員特典のPrime Readingは読み放題対象1,000冊以上ですが、楽器系書籍もほとんどありません。
無料体験もできます。
Kindle Unlimited対象ギター関連のおすすめ書籍
この中では昔私が買った本も多数含まれていて、お金を出して買っても良かったと思っているものを紹介します。
●ギタリストとベーシストのためのシステム構築マニュアルシリーズ
●エレクトリック・ギター・メカニズム-New Edition-
●全知識シリーズ
●地獄のメカニカル・トレーニング・フレーズ
●ギターで覚える音楽理論
おすすめ書籍①:ギターマガジン
ギターなど楽器関連書籍はデジマートでお馴染みの「リットーミュージック」が強いです。
なんと全ギタリスト必読のギターマガジンが毎月読めます。
アルバム発売直後よりもじっくり聞き込んだ後こそ、アーティストのインタビューとか読みたくなることってありますよね。
そんな要望が解決できるバックナンバーが読めます。
またここ数年特集がえげつないのもギタマガ飛躍の理由ですよね。2018年1月号の日本製フェンダー特集などかなり詳細で史料価値が高いバックナンバーも一読の価値ありです。
ギターマガジンに加えて
●キーボード・マガジン
●リズム&ドラム・マガジン
●サウンド&レコーディング・マガジン
なども対象なのが嬉しいです。
おすすめ書籍②:ギタリストとベーシストのためのシステム構築マニュアルシリーズ
多数のビッグアーティストの機材システムを構築しているFree The Toneの林氏の名著。
インピーダンスや電源の解説、ノイズ対策など、エフェクターボードを組む前に絶対読むべきシリーズです。
たぶん楽器屋店員は全員読んでいます(笑)ので、この知識を身に着けると、エフェクター担当スタッフとの会話が弾みまくります。
おすすめ書籍③:エレクトリック・ギター・メカニズム-New Edition-
SONICブランドのギター・ベースを手掛けるラムトリック・カンパニー代表の竹田氏が著者。
エレキギターの材や構造、細部のパーツに至るまで、どんなバリエーションがあって、それぞれどんな特徴があるか、が詳細に書かれています。
ベースバージョンの「エレクトリック・ベース・メカニズム」もあります。
わたしのようなスペック厨は必読!
その辺の知識に乏しい人はもっとライトな内容の、タメシビキ!山口和也氏著「常に「最高のギターの音」が出せる方法」から読むとより理解が深まります。
おすすめ書籍④:全知識シリーズ
この「ギター上達のための全知識」は演奏面のマインドではかなり影響を受けた本です。
フレーズ集ではなく、演奏や練習するうえで意識しておきたい知識の集大成。
できる限り早く知っておきたい内容ばかりです。
リズムやダイナミクスの話は、練習中は常に頭に入れておきたい内容です。
これまで多くの教則本や雑誌を読んできましたが、意外と言及されていることが少なかったので、早く出会えてよかったと思っています。
ベーシストやドラマーの全知識もあり、ギタリストも読んでおくだけで各パートの気持ちがわかりやすくなり、アンサンブルにも生かせますので、ぜひ。
また読むだけで上手くなった気になれる(笑)教則本として「ギター講師だから知っている ギターがうまくなる人の練習法 」も練習のモチベーションを上げてくれます。
おすすめ書籍⑤:地獄のメカニカル・トレーニング・フレーズシリーズ
メタル的な速弾きソロに最も逆風が吹いていた時代と言える2004年発売ながら、ベストセラーになった教則本。
裸ネクタイという小林信一氏のキャラクターをいろんな意味で決定づけてしまいました。
わたしもフルピッキングやレガート、スイープなど速弾きソロはこの本が最初です。
1冊目の「地獄のメカニカル・トレーニング・フレーズ」と2冊目の「~愛と昇天のテクニック強化編」の最後の課題曲は未だに練習しています。
教則本は地獄シリーズ以外にもブルース、ジャズの教則本や、タメシビキ!で人気の山口和也氏の著書も多数あります。
おすすめ書籍⑥:ギターで覚える音楽理論
何冊か読んだ音楽理論書の中でも2,3回は読み返した本です。
ギターの理論は入門書が多い中、あえて少し突っ込んだ内容になっています。
ギターで内容が説明されているので理解しやすいです。
私はメタル馬鹿なので演奏にはほとんど活かせていませんが、諸先輩方とフレーズの話をするときなんかは理解できる程度になれたのはこの本のおかげです。
入門書向けでは宮脇俊郎氏の「最後まで読み通せる音楽理論の本」が、講義・対話形式で読みやすく内容もわかりやすいです。
Kindle Unlimtedのメリット
・かさばらない、持ち運べる
・音楽ジャンル以外でも圧倒的な品ぞろえ
メリット①:毎月ギタマガを読むだけでほぼ元が取れる
何冊読んでも980円、つまり読めば読むほど得です。
とは言え、ギターマガジンを雑誌で買うと880円しますから、毎月読むだけでほぼ元が取れてしまいます。
さらに何かしらの本をもう1冊読むだけで完全にプラスです。
メリット②:かさばらない、持ち運べる
手持ちの端末にダウンロードできるので、通勤・通学中にも読むことができます。
特にフレーズを覚える段階では、(テレビのリモコンなどでw)本を開きっぱなしにするのってかなり面倒ですよね。
タブレットやスマホならそんなストレスも皆無です。
メリット③:音楽ジャンル以外でも圧倒的な品ぞろえ
読み放題対象は200万冊以上でマンガや雑誌、ビジネス書も多数。
Kindle Unlimtiedのデメリット
・コレクター向きではない
・ギタースコアが見れない
デメリット①:ギター雑誌、教本系の場合は小さいスマホは不向き
雑誌は画像なども多いため、文字が小さくなりがちです。
最悪拡大すれば見えるのですが、お使いのスマホの画面がい小さい場合は、紙面、特に楽譜やTAB譜の数字が見にくいかもしれません。
私は5.8インチ画面のスマホを使っていますが、ギターマガジンの記事内の文字は拡大無しでギリ読めるくらいのサイズです。
そもそもタブレットやパソコンがあればそちらの方が見やすいです。
デメリット②:コレクター向きではない
ダウンロードは同時に10冊までなので、常に読み返したい本を多数保存しておくことができません。
また途中で読み放題対象外になる場合もあります。(ギター系の本ではほとんど見かけませんが、可能性として)
その時の情報として得る分には全く問題ありませんが、資料として収集しておきたいという人にはやきもきするかもしれません。
デメリット③:ギタースコアが見れない
ギターマガジンなど雑誌内のギタースコアは、残念ながら著作権の都合により掲載されていません。
記事内の解説フレーズなどの楽譜は掲載されています。
ギタリストのためのKindle Unlimitedまとめ
読み放題サービスのKindle Unlimitedと、対象のおすすめギター教則本まとめでした。
コンビニでの買い物1、2回我慢するだけでギター人生のクオリティが格段に上がります。
はじめての場合は最初の30日間無料体験が可能なので、
とりあえず無料体験してみて、気に入らなければ退会すればデメリットはありません。