メキシコ製のロープライスなレリック加工モデルRoad WornがVinteraシリーズにて待望の復活!
ミディアムジャンボフレットや9.5″ラディアス指板など、モダンプレイアビリティだった旧作よりも
Vintera同様ヴィンテージスペックを採用している点が今回の特徴のひとつ。
Vintera Road Worn ’50s Telecaster
50年代スタイルのメイプル1ピースネックのテレキャスターで、
厚めの50s Uシェイプネックに、7.25″ラディアス指板、ヴィンテージトールサイズの21フレット。
サドルも3-wayといったヴィンテージスペックですが、ボディはアルダーです。
今回のRoad WornではLake PlacidBlueとVintage Blondeの2カラー。
Vintera Road Worn ’50s Stratocaster
50年代スタイルのメイプル1ピースネックのストラトキャスターで、
ソフトVシェイプネックに、7.25″ラディアス指板、ヴィンテージトールサイズの21フレット。
6点支持トレモロといったヴィンテージスペックですが、こちらもボディはアルダー、ピックアップセレクターも5-wayです。
今回のRoad WornではSurf GreenとFiesta Redの2カラー。
Vintera Road Worn ’60s Stratocaster
みんな大好き60年代スタイルのストラトキャスターで、
Mid 60s Cシェイプネックに、7.25″ラディアス指板、ヴィンテージトールサイズの21フレット。
6点支持トレモロといったヴィンテージスペックですが、指板はパーフェロー、ピックアップセレクターも5-wayです。
今回のRoad WornではLake PlacidBlueとFiremist Goldの2カラー。
Vintera Road Worn ’70s Telecaster Deluxe
最後は70年代スタイルのテレキャスターデラックスはアルダーボディに、メイプル指板。
ミディアムCシェイプネック、9.5″指板ラディアスとミディアムジャンボの21フレットと、ややモダンな演奏性。
Fenderのワイドレンジハムバッカー2基と2ヴォリューム、2トーンのコントロール、6-wayサドルのハードテイルブリッジというこれぞテレキャスターデラックスという内容。
今回のRoad WornではDaphne BlueとOlympic Whiteの2カラー。
まとめ
Vinteraはフェンダーブランドでも低価格なヴィンテージスペックが魅力ですが、
木材枯渇の影響が色濃く、アッシュやローズウッドが使えない結果、ヴィンテージのドンズバスペックでなくなってしまってはいます。
まぁ個人的にはこの価格ならブランドやルックスなど雰囲気を優先させれば良いかなと思います。
無理した結果、粗悪なグレードの木材を使っても製品のクオリティは下がるだけですし。
またカラーもあえて、サンバーストなどの定番カラーは避けて、そそるカラーなのも良いですね。日本市場ではセールスの本数で言えば受け入れられづらいのでしょうが。
価格は通常モデルより200ドル高いです。
海外では9月発売のようですが、国内発売時期は発表されていません。
国内でも発表はありましたが、 2021年3月までの期間限定生産 とのことです。
市場相場はおおむね148,500円です。