【1台8役】Jackson Audio Asabi マテウス・アサトモデル レビュー

Mateus Asato シグネチャードライブペダルAsabi(El Guapoより改名されました) Overdrive/Distortionが Jackson Audio より発売。

VEMURAMからもシグネチャーモデル JanRay for MAがありましたが、

今回はMarshall in a boxの2ch仕様オーバードライブ。

史上最高のマーシャル系オーバードライブではないでしょうか。

ハイゲインディストーションはJCM800をベースに、オーバードライブはPlexi。

それぞれ 4種類のクリッピングの切替 が可能で、

JCM800(Guv’nor ), Vintage Plexi, RAT, Riot, Tube Screamer, Timmy, King of Toneなどがコンセプトの1台8役のオーバードライブ&ディストーション!

さらにGAIN CYCLEというリアルタイムにゲインを変更できる新しいコントロールの概念、MIDI切替にも対応するかなりのこだわりっぷり。

DISTORTION

Marshall JCM800をベースに80sハードロックからモダンハイゲインまで、4つの異なるクリッピングを切替可能。

本体左のフットスイッチを1秒長押しすると、クリッピングプログラムモードになり、

スイッチを押すごとにプリセットを変更、もう一度1秒長押しで演奏モードに戻ります。

クリッピングダイオードを変えることはトーンの変化以上にヴォリュームも大きく変化しますが、

EL GUAPOはクリッピングを切り替えてもボリュームが変化しないように開発されています。

どのプリセットかは表示LEDの色で識別できます。

Preset 1:Guv’norスタイル

2つのLEDによる対称にクリップ。

ヴィンテージマーシャルのようにオープンでコンプレッション感の少ないヘッドルームの広いサウンドを提供します。

Preset 2:Ratスタイル

2つのシリコンダイオードがPro Co RATで知られるクラシックなドライブとコンプレッションを実現します。

Preset 3:Riot風 #1

3つの非対称ダイオード(2つのシリコンと1つのLED)が

ギターの波形のトップとボトムをクリップさせることで複雑かつ興味深いトーンに

アグレッシブなリズムパートに最適なサウンドになります。

Preset 4:Riot風 #2

4つ対称シリコンダイオードがダイレクトなトーンを実現します。

GAIN CYCLE

演奏中にもツマミに触れることなくゲインを調整することができます。

GAINCYCLE は、 GAIN ノブの設定からゲインを 4 等分します。

例えば、GAIN ノブが最大(100%)に設定していると、両方のフットスイッチを同時に押すたびに、

ゲインは100%になるまで25%上昇します。100%になってから次のボタンを押すと、ゲインサイクルは 25%から再開されます。

またDISTの表示LEDの明るさもゲインサイクルの4段階に合わせて、明るさが変化します。

3-BAND ACTIVE EQ

3バンドパラメトリックアクティブEQは、スタジオグレードをコンセプトにフレキシブルなコントロールを可能にしています。

伝説的なスタジオEQである、Baxandall EQをベースにギタリスト用にペダルに落とし込んでいます。

もうひとつの特徴は内部に6つのトリマーを内蔵しており、

各EQバンドのQ(周波数の幅、狭さ)と周波数帯域を調整できます。

しかし極端なセッティングにしてしまうと音楽的ではなくなってしまう可能性があります。

DRIVE

もうひとつのドライブはソフトクリッピング回路で、ヴィンテージプレキシのような

スムースで反応の良いオーバードライブにデザインされています。

オーバードライブ単体でも、ディストーションの前段階のブースターとしても使えます。

オーバードライブ回路もディストーション同様、4つのクリッピングプリセットを搭載し、音色やフィーリングが切替可能。

この切替も右のフットスイッチを長押しでモードに入ります。

Preset 1:Vintage Marshall

2つのLEDによる対称クリッピング。

ヴィンテージマーシャルのようにオープンでコンプレッション感の少ないヘッドルームの広いサウンドを提供します。

Preset 2:Classic Tube Screamer

2つの対称シリコンダイオードにより、クラシックなドライブとコンプレッションによるTube Screamerを再現。

Preset 3:Timmy風 Style

3つの非対称ダイオード(2つのシリコンと1つのLED)が

トランスペアレントオーバードライブの元祖Timmy 風サウンドを再現。

Preset 4:King of Tone風 Style

Analogman King of Toneと同様のスタイルである4つの対称シリコンダイオードのモード。

MIDI

これほどの多機能を十二分に活用するために、クリッピングプリセット、ゲインサイクルオプション、ドライブEQオプション、そしてオーバードライブとドライブ回路のON/OFFをMIDIにも対応しています。

しかし、端子は従来の5pinではなく、ステレオTRSに変換しなければなりません。

そのほか仕様

True Bypass for each channel

Input Impedance: 1M

Output Impedance: 100k

Power Supply: DC

Voltage Input: 9V MAX

Polarity: Center Negative

Min Current Required: 160mA

Dimensions: 2.7” x 4.875″

価格は 349.00 ドル、この機能なら決して高すぎるということはなさそうです。

ZENBU JAPANさん、国内流通はよ!

国内価格出ました。 63,800円 (税込) 。ZENBU JAPANめ・・・・

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