【エフェクト一覧リンクあり】ZOOM G11機能まとめ

NAMM2020で発表され話題になっているZOOMの新世代マルチエフェクターG11の情報がいよいよ解禁されました。

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ZOOM G11 発売時期は?

発売時期は4月下旬の予定とのこと。

コロナの影響などで延期にならないことを望みます。

ZOOM G11 価格は?

メーカー希望小売価格 90,000円(税抜)

市場想定売価 72,000円(税抜)

同じくNAMM2020で発表された Line6 POD Go は399ユーロ、

他Line6製品から換算するとおそらく日本では、65,000円くらいかと思いますので、G11の方が高いですね。

とは言え、スペック的にはBOSS GT-1000やHelixなど各社のフラッグシップモデルが対抗馬でしょうから、

そう考えると

BOSS GT-1000が11万円

Line6 Helix LTが約14万円

ZOOM G11が79,200円(いずれも税込)

やはり価格は一番安く仕上げてきましたね。

ZOOM G11機能・特徴

G11は、同社G5nと比較して3倍以上のプロセッシングパワーを誇るDSPを搭載。

処理能力が向上することで、同時使用エフェクト数やサウンドそのものの質も向上しているはずです。

内蔵音色

アンプモデル数 22

キャビネットモデル数 22

エフェクト数 135エフェクト

最大9エフェクト+1アンプモデルを同時使用可能

16種類の定番アンプモデルに加え、ZOOMオリジナルの新開発のアンプモデル6種類を搭載。
実在する名機のサウンドを丹念に解析しそれらを組み合わせた、実用性の高い理想的なアンプサウンドを提供します。

新開発のアルゴリズムによる、2種類のディストーション、3種類のモジュレーションも内蔵し、新次元のクリエイティブなギターサウンドを創り出します。

zoom.jpより引用

このあたりのZOOMオリジナル音色にも期待です。

なぜか公式にはエフェクトリストが公開されていないので、まとめてみました。下記記事をご覧ください。

インパルス・レスポンスを取り込めるIRローダー機能を搭載

キャビネットから鳴らしてマイクで拾った際の音響特性であるIRデータ。

プリセットで70個のIRデータ、

サードパーティー製のIRデータも含めて最大130個のユーザーデータ

合計200個まで保存可能。

外部IRデータの読み込みはUSBメモリを挿して実行します。

kemperやAxe-FxでIRデータも非常に豊富なので、このあたりの高級機種にもうひとつ足りなかったZOOMが

このIRで化ける可能性が大いにありますね!

コントロール、タッチスクリーン

ギター機材には異例の5インチのタッチスクリーン搭載。

スマホのようなとありますが、ここの操作性は気になるところです。

また、アンプセクションのコントロールが独立しています。

過去BOSS GT-8でもありましたが、

エフェクターのコントロールしながら、すぐにアンプの微調整ができるので、これは結構便利だと思います。

このコントロールからもG11はエフェクターとして使うよりも、

kemperやHelixの様な、これ1台で音作りを完結させるギタープロセッサーとして開発しているようですね。

エフェクター用の個別のディスプレイやつまみと

G○n世代で足での切替が多彩で良い派と、誤操作を起こしがち派で賛否両論だったZOOM独自の上段下段にわかれたフットスイッチで、

演奏中でも多彩な音色切り替えはもちろん、

サウンドメイクは本体のみでもストレス無くできそうです。

さらに別売のZOOM専用Bluetooth(BTA-1)アダプタを使えば、iOSアプリにて無線でサウンドメイク可能です。

ZOOM製品はなぜ今時Bluetoothアダプタを外付けにするのか理解に苦しみます。

コストとの兼ね合いなのでしょうが、ちょっといただけません。。。

ルーパー・リズムパターン機能

最長ステレオ5分のフレーズを録音できるルーパー機能と

ZOOMマルチではお馴染みの68種類のリズムパターンを内蔵。

ライブやスタジオのみならず、練習でも有効活用できそうです。

USBオーディオインターフェイス

4イン/4アウトのUSBオーディオ・インターフェース機能を搭載。

サンプリングレートはおそらくG5nと同じくの24bit/96kHzで、

ここはLINE6 POD Goと同様ですね。

接続端子

外部エフェクトを接続できる「EXTERNAL LOOPS」と表記された2系統のセンド/リターン端子を装備。

2系統というのがありがたいという方も多そうです。

スマートフォンなどの接続に便利なステレオAUXインプット端子で、

L/Rのステレオアウトに加え、独立したヘッドフォン端子もあるので練習にも便利そうです。

アンプ等の外部機器と連携できるMIDIIN/OUT端子も装備しています。

ここまで充実していながら、バランスアウトがありませんのプロユースを意識しているんだかいないんだか。。。

一般ユーザーは気にしなくて良い箇所かもしれませんが。

USB端子はIRのロードに加え、PCを接続してのファームウェア・アップデートや

追加エフェクト/パッチを入手できる、Mac/Windows用ソフトウェア『Guitar Lab』にも使用します。

以前から、ZOOMのアップデートによる追加エフェクトは大変好評だったのでこのあたりも期待できそうです。

エクスプレッションペダル

ボリュームペダルやワウとしてはもちろん、ワーミーのようなピッチシフターや、

任意のコントロールも操作できるかと。

コントロールIN端子もあるので、外付けでエクスプレッションペダルを追加できそうです。

サイズ/重量

253 mm (D) ×495 mm (W) × 64 mm (H)

2.8 kg

参考までに

●BOSS GT-1000

248mm (D) x 462 mm (W) x 70 mm (H)

3.6kg

● Line6 Helix LT

303mm (D) x  530 mm (W) x 93 mm (H)

5.7kg

比較すると ZOOM G11の軽量さは特筆点ですね。

サウンドレビュー

NAMM2020で各社から動画が出ていますが、こちらの4:15からデモンストレーションでのサウンドが割と良い環境で録っていそうです。

弾いてみての印象で変わるかもしれませんが、

かなりクリアで自然な感じではないでしょうか?

実機での試奏への期待が膨らみます。

実機を弾いてきた時の感想がこちら

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