【裏技】Roland JC-120 tips

スタジオやライブハウスに必ず置いてあると言っても過言ではないギターアンプ

Roland JC-120

サウンドの傾向については賛否両論ありますが、私は良いアンプだと思っています。

今回は知っていると便利なJCの使い方をご紹介します。

インプット HIGHとLOWの違い

ギターを挿すインプットにはHIGHとLOWがあります。

それぞれはインピーダンスが異なり、

HIGH端子のINPUTは680kΩ

LOW端子のINPUTは100kΩ

基本的な接続方法は

パッシブピックアップを搭載するギターを直接接続する場合はハイインピーダンスなのでHIGHに接続、

アクティブピックアップや、エフェクターを接続する場合はLOWに接続します。

しかし、これらは絶対ではなく、どちらも試してみてどちらのサウンドが好みが自分で判断することが大事です。

ちなみにHIGHの方が音量レベルが少し高く、ハイの抜けが良いです。

LOWの方が音量レベルが少し低く、太めのサウンドという印象です。

リターン挿し

通常、裏面のセンドリターン端子は、プリアンプで作り込んだ音の後に空間系などのエフェクターをかけるための端子です。

本体裏面のRETURN端子、ここに接続すると表面のEQが効かなくなり、VOLUMEで音量調節するのみとなります。

つまりギターの信号がJCのプリアンプを通りません。

主な使い方としては、マルチエフェクターなどに搭載されているモデリングアンプでサウンドメイクしたものを鳴らすときに使用します。

マルチエフェクターのモデリングアンプで音を作ってから、通常のインプットを使うと

モデリングアンプで作り込んだ音をさらに、イコライザーで調整する必要がでてきます。

音作りはアンプに接続する前までで完結させている方にはリターン挿しが有効です。

注意点としては同じJC-120でも、ライブハウスやスタジオなど場所が変われば音の聞こえ方も変わりますし、

個体でも製造時期や、スピーカーや中身がヘタって同じセッティングでも音が違うということです。

リハーサルスタジオで作り込んでも、使用する前に調整は必要です。

ステレオ挿し

BOSSのGT-100やLine6のHelixなどアウトプットがLRで分けて出力できるものは

それぞれ、CHANNEL-1とCHANNEL-2に接続する方法です。

同じ音をLRで出力して広がりのある音像を狙ったり、

Lをクリーンサウンド、Rをドライブサウンドで設定し、混ぜて使う、

さらにはそれらはチャンネル毎にEQの設定を変えられますのでサウンドバリエーションは無限大です。

できることが多すぎるので、通常のサウンドメイクで行き詰った時に試してみるようにしないと、サウンドメイクが完結できない恐れもあります。

チャンネルリンク

ステレオ挿しに似た使い方ですが、

チャンネル2のLOWにギターを挿し、チャンネル2のHIGHの端子とチャンネル1のLOWの端子をパッチケーブルで接続します。

するとモノラル出力でも、チャンネル1と2それぞれのEQでサウンドを混ぜて音作りが可能です。

同様にある程度サウンドの方向性が定まっていないと、音作りが完結できない恐れもあります。

DISTORTIONつまみのスイッチ

DISTORTIONのつまみは、0から少し上げるとカチッなります。

この状態で止めておくと歪みはしませんが、すこし音が太くなります。

普段チューブアンプを使っており、JC-120の音が硬すぎると感じる方はぜひ試してみてください。

歪み系エフェクターを使用する際にも効果を発揮します。

縦置き

この方法はスタジオやライブハウスのものでは試さないでください。

雑に扱うと故障の原因になったり、どんなに慎重に動かしても立てたままで演奏すると内蔵のリバーブ用のスプリングに負荷がかかるため切れてしまう可能性もあるためです。

効果としては、アンプ底面と床との接地面積が変わるため、ローがより出てくるサウンドになります。

床の材質でもサウンドは変わります。

繰り返しますが、故障の原因になりますので試す際はご自身の機材でお試しください。

これに文句を言う輩は、そもそも基本のサウンドメイクができないようなダメギタリストであることが大半です。

恥ずかしいのでやめましょう。

かさ上げ、傾け置き

スタジオのもうひとつのアンプがスピーカーが4発入ったスタックアンプであることが多いですが、

これと比べるとJC-120は、アンプのすぐ前に立って弾いた時に音が聞こえづらいことがあります。

原因が音作りでない場合はスピーカーの向きが原因です。

そんな時はスピーカーが耳の位置に向くように置いてみてください。

具体的な方法は、エフェクターケースのふたを本体の下に置いて高さを稼いだり(持ち上げる際は衝撃を与えず慎重に)、

アンプベンチを使うなどです。

以上、定番アンプ ローランドJC-120の裏技的使い方でした。

JC-120は普通に使っても音質の良いアンプです。

あくまでも普通の使用方法で良い音が作れなければ、これらの方法を使ってもいい音になるという事では無いことは忘れないでください。